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忘れ澱

作者: 猿奴駄 稚成

時間も場所も何もかも

忘れ去られし彼の地には

生き死にさえも意味はなく

シュレディンガーの猫のよう、、、



彼の地に暮らすモノどもは

日々日々 淡々 暮らしゆく

時折 唐突 現れて ただ 淡々と其処に在る

妖のようでそうでなく されど幽かな淡いモノ



彼の地は 亡くした心より

或いは 思い出せぬ夢

積もり積もって溜まりゆき

澱んだモノより成る地かな、、、



夢幻の果てに 揺蕩って 深層心理の最奥に

決して 表層 現れず

されど 確かに 其処に在る

されど幽かに其処に在る、、、



今日日 浮世は 電脳の

大波揺られて ゆーらゆら 大波彷徨い ふーらふら

彼の地に溜まりし 忘れ澱 網にかかりて かきまざり

浮世に混ざりし その澱 いつか忘れしあの夢を

或いは見ているやもしれず、、、



電脳 波乗り 彼の者は

知らず 知らずのそのうちに

彼の地に至るやもしれず

彼の地に至るやもしれず、、、







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