表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このVRMMOは色々と異常な気がする  作者: 酒屋陣太郎
第二部
21/44

第21話 開幕、シーズン4

 ――シーズン4が開幕した。

勝利条件は変わらず、勝利報酬が四十万ドルに値上げされたようだった。

 前回の勝利者となった四人。彼らはシーズン4も一緒にやることになっていた。

ギルド拠点は無くなってしまったので、広場に集まる四人であった。

「クロ、勝利者の報酬何にした?」

「うん、悩んだけど才能スキル継承にしたよ」

「じゃあ今回もあの『白い(カラス)』持ってるの?」

「そうだね」

「へぇ~、何の役に立ってるか分からないけどね。 フェイは?」

「ウチは才能スキル貰ったよ」

「どんな?」

「獲得金が二倍になる、『セレブ』よ」

「なんだそりゃ……? リノは?」

「私も才能スキルの『精密射撃』です」

「リノはもう持ってるような……」

「そういうエリっちは?」

「あたしは『短剣二刀術』」

「みんな色々考えてるんだな~」

「何も考えてないのクロ位じゃないの?」

「いや、今回もいい武器手に入らないかなぁ、と考えてた」

「そうだね、シーズン4になって、装備無くなったし、職業ランクもFだしね」

「そうだ、なんでキャラの強さもリセットされてるんだ?」

「初心者ガイドに書いてあったでしょうよ?」

「うぐっ、俺そういうの見ないからな……」

「でもさ、シーズン1よりはキャラの成長早くなってるよ?」

「そうなんだ? 俺はシーズン3からだから分からなかったよ」

「前はSランクまで二週間位かかったけど、今回はもっと縮んでると思うわ」

「ふむ~、まあいいや、今回もクエやりながら適当にやろうか」

「そうね、ウチらはそのほうがいいわね」

「じゃあ、なんかクエ受けてくるよ」

そう言って、エリーは冒険者ギルドに向かった。


 だがその時、突然システムの音が鳴り出した。

【パンピンプンペンポン♪

 『ブラックスワン』、開発チームです。

 『魔王・バアル』は gdkmt7fy3b によって倒されました。

 勝利者に祝福を。

 『シーズン4』はこれで終了となります。

 このサーバーは二十四時間以内に停止されるので、

 プレイヤーの皆さんは用事が済み次第ログアウトしてください。

 以上、システムメッセージでした。

 パンピンプンペンポン♪】

とアナウンスが流れた。


「「「「えっ!?」」」」

突然の事に驚く四人。

 だが驚いているのは彼らだけではない。他のプレイヤー達もである。

街中がざわざわと騒ぎ出し、街の中が混乱しだす。

「これってどういうことなんだ?」

「なんだろ? 誰かが魔王を倒しちゃったのかな?」

「それにしては早すぎるわ、まだ始まって一時間も経ってないのに」

「そうですね、キャラクターの名前も変ですし、チートかハッキングされたのかもしれませんね……」

「なんてこった……これはどうなるんだろ?」

「とりあえず、公式のアナウンス待つしかないよね」

「だねぇ~」




 こうしてシーズン4は、突然終わりを告げた。

彼らは一体どうなってしまうのであろうか……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ