登場人物 蠣崎家 その2
・厚谷季貞
読み:あつや・すえさだ。
官職は備中守。厚谷家現当主で比石館主。
蠣崎家きっての酒飲み。日常、戦場問わず酔っぱらっていることが多い。
だが、それによる兵の指揮に関する問題は発生していない。
史実では、慶広により奥用人兼家老職に任じられる人物。
・南条宗継
読み:なんじょう・むねつぐ
南条守継の嫡男。
父と同じく、蠣崎家に対し硬い忠誠心を持っている。
だが母・鷹姫の血を受け継ぎ、やや激情的な面も稀にみられる。
両親の謀反により切腹しようとしたが、武親と慶広に止められる。
・小平季遠
読み:こだいら・すえとお
通称・藤兵衛尉。
武勇に優れ、エイヴィン・ウルリヒとの決闘で互角に渡り合う。
史実では、季広を軍事面から支えた人物。だが後に檜山安東氏への内通を疑われ謀殺される。
・下国師季
読み:しもぐに・もろすえ
官職は下野守。通称・八郎。
重季の父で、かつての蝦夷地の名門・下国家の前当主で、以前は茂別館主だった。
生涯を通じて、下国家の衰退を肌で感じてきた人物。
重季とは折り合いが悪かったが、後に手紙で和解。
・下国重季
読み:しもぐに・しげすえ
通称・孫八郎。
下国家現当主。
蠣崎家の蝦夷地代官としての地位を認め、下国家による蝦夷地再支配を諦めた。
父とは長く対立していたが、父の手紙で和解。