登場人物 主要人物
・不破武親
読み:ふわ・たけちか
『不破一族の多世界征服記~転生者一族の興亡史~』の主人公。
前世では壮絶ないじめや社会的なバッシングを受ける。
さらには親戚中から勘当され、両親も家の放火によって焼き殺されるという悲劇に見舞われ、失意の内に自殺する。享年18。
その後、ローマ神話の神「ミネルヴァ」と北欧神話の神「フレイア」によって、『戦国時代』の日本に、始め「珍妙丸」として転生。
元服後、「不破五郎武親」となり、前世の無念を『世界征服』の情念に費やすこととなる。
・蠣崎慶広
読み:かきざき・よしひろ
幼名・天才丸。字は新三郎。
史実では、蠣崎季広の三男として生まれ、後に「松前慶広」として松前藩の初代藩主となる。
この物語では、彼も武親と同じく「転生者」として戦国時代の日本に転生。
前世の名前は「知恩院海翔」。
名のある退魔師一族の1人だったらしい。
彼もまた、前世の無念を『世界征服』の情念に費やす。武親とは、義兄弟の契りを結ぶ(非公式)。
・ミネルヴァ
ローマ神話における知恵や戦争の神。
そして武親を戦国の世に送りこんだ張本人。
異世界「ミズカルズ」と戦国時代の日本が融合してしまった原因である『世界樹』の異常を正すため、武親に「世界征服」して全世界的な秩序を築き上げるよう命令を下す。
ツンデレな性格。
・フレイア
北欧神話における美、愛、豊饒、戦争、月、魔法、死などを扱う地母神。
恥ずかしがり屋な性格。
彼女もまた、武親に世界を征服するよう画策する。
怒りに震えるミネルヴァを宥める役回りを演じることも多い。