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世界観解説

この中には物語内のネタバレや、メタい(作品の雰囲気を壊す)可能性のある箇所がございます。ご注意下さい。

〜国家〜


・シャルステル・ウェルス王国

 作品の舞台であるティレト大陸から見て、その遥か北に位置する大国。首都はセルアス。

 立憲君主制国家で、作品開始時点で国家元首(女王)はシェルナール・リューネント・リテリス(リテリス・シェルナール、シェルナール三世とも)、首相はロレイル・エルメネーヌ。

 気候帯は亜寒帯から温帯、人口は4億人程度。核保有国で、惑星共同体連合評議会の常任評議国でもある。

 地理的事情から、隣国のサーバードとの仲は悪く、近年では資本主義(西側)陣営に寄っている。

 かつては魔術を信奉する、いわゆる魔法主義国家で、戦後すぐは第三世界を形成しつつあったが、戦争や革命などを挟んで科学技術が流入し、現代では世界的にも珍しい、科学と魔術の合わさった技術が社会的に広く用いられている国である。

 魔術分野における技術力や研究などは世界トップクラスであり、また学問の国としても対外的に知られている。


・アリスレークル共和国

 ティレト大陸東部、フェレト湾に面する国。首都はファンテアルア。天然資源、特に魔法を用いる上で重要になる魔石の生産地としても知られる国で、シャルステルとは関係が深い。

 隣国のフラレシアの情勢を鑑みて、シャルステルの軍事的支援を受ける代わり、天然資源を割安で輸出する協定(ファンテアルア条約)を結び、以来はシャルステルの軍事的支援を受け、国内に多数の基地設置を認可している。ちなみに、国土面積は現実世界で言えば、北海道より若干大きい程度の大きさ。


・フラレシア社会共和国

 ティレト大陸東部、フェレト湾に面する国で、アリスレークルの北隣の国。近年にナショナリズム運動が高まり、独裁国家へと移行した。総統はエレマン・カートレ。

 元より地域大国であり、周辺諸国と比較しても屈指のGDPや人口、またそれに見合う軍事力を有していたが、戦争により国民の生活は厳しくなり始めている。


・アリナーレ合衆国

 現実世界のアメリカにあたる、自由主義陣営を率いる超大国。アルトラ大洋条約機構(AOTO)の盟主でもあり、核保有国で、常任評議国。戦争については国際的介入の姿勢を取り、様々な地域紛争に直接介入している。そのため、諜報網も世界的な規模の物を有している。


・サーバード社会主義共和国連邦

 現実世界のロシア、ソ連にあたる、社会主義陣営を率いる超大国。核保有国で、かつ常任評議国。シャルステルとは西で国境を接しており、伝統的に仲が悪い。

 紛争については間接的に介入する場合が多く、武器の輸出で相当な額を儲けている。テロリストに対する武器の輸出疑惑がかけられているが、政府はこれを否定している。


・自由都市連合協定国連邦

 惑星共同体連合評議会の本部がある。「自由都市連合協定」という条約に調印した小国家諸邦の連合国家で、世界で唯一、固有名詞が国名に存在しない国でもある。永世中立国としても知られる。


~国家間共同体~


・惑星共同体連合評議会

 存在するほとんどの国家が加盟する国際機構の一つで、最も規模の大きい組織。世界大戦以降、戦争の惨禍を減らすために設立された経緯を持つ。

 加盟国同士が揉めて、戦争や武力行使、それに類する威嚇行為を起こした際、加盟国同士で決議し、経済制裁から連合軍による武力行使に至るまで、様々な制裁を科すことで、国家間紛争の抑制を図る。

 安全保障分野においては、20か国からなる「安全保障評議会」という機関が決議の際は重要な役目を果たす。常任評議国が6か国(シャルステル、アリナーレ、サーバードなど)、非常任評議国が14か国で協議し、その処分を下す。決議案の可決には10か国以上の賛成を要する。


・アルトラ大洋条約機構(Artran Ocean Treaty Organization/AOTO)

 アリナーレ合衆国を盟主とする軍事同盟。世界大戦以降、増大する社会主義勢力に核戦力以外で対抗する目的で設立された。現代では資本主義勢力の軍事同盟として広く知られる。

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