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【承】プロット考察

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

創作部。の兄さん。

普段そこまで注視してない、言葉が違うってだけで、影のように意識はしてると思うんですよ。

自分で書く際にはそこまで注視していなかったもの、あるいは注視しなくても大丈夫だったもの、けれどもいざ人に物を教える際には改めて注視しなくては駄目だと感じる事もあるだろう。普段は何となく分かっていても、説明を求められると苦しい。其れが私にとっての『起承転結』だった。

勿論、書き始める前に自分でも分からなかったから、様々な媒体で意味を調べた。御伽噺、童話を例にした解説だって見た。けれどもやはりしっくりは来なかった。

其れは承でも通じるのでは? 其れはもう結なのでは? そういった曖昧な心情が、私の心に迷いを落としていた。

幾つか長編を書いても来たが、やはり『此処が転であり、此処が結だ』と自信を持って言える物は殆どないのでは無いかと思う。だから、私も改めて、考えなくてはならないと思う。

何か情報は無いかと思い、動画サイトを漁ってみると、昔好きだった児童書の映画が期間限定で放送されていた。

元は児童書であろうが、映画であろうが、起承転結が存在していないと、心に痼を残す事になる。そこまで考えて、とりあえず見てみる事にした。

起、この人物達の紹介、または関係性、そこから事の発端。承、勝負の持ち掛け、そして謎や伏線を散りばめる。転、謎解き、推理。結、相手の動機、そして其れを受けてこれからへ。これらが物語全体の起承転結である。

けれどもこの起承転結の中にも入れ子構造で起承転結が存在している。だから物語自体がダレる事無く、最後まで楽しめる。

私が『短編』で起承転結を指定した理由、あの子は分かっているだろうか? 長編にしか必要ないと思ってはいないだろうか?短編でも起承転結が無いと物語がダレる。という事を、あの子にも理解して欲しい。

其れが例え、起承転結の何たるかを説明出来ない人間であっても、きちんと意識して書かない人間であっても、其れは書いてくれば、自ずと分かってくる。


「起承転結のプロット、書けた?」

「……まだ」

「何でも良いよ。映画でも、小説でも、どの物語にも必ず関わってくるものだから」

創作部の兄さんです。


多分、意識してないってだけで、頭の片隅にはあると思います。自分で書きながら、

『何かこの話、この話 「で? 何が言いたいの?」 って言いたくなるな』

『このままだと途中で終わった感じがする』

程度には心に痼があると思うんですよ。


起承転結、向かい合って調べてみても、何かしっくり来そうもなかったから、多分悩みの種にはなってそう。

病む前の戦線離脱みたいな。


でも願われてしまったし、説明出来るようにならなきゃいけないので、本人も改めて向かい合ってる話。


推理小説なんかは比較的分かりやすい気がします。

転が名探偵の謎解き。結が犯人の動機。だと思うので。


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― 新着の感想 ―
はじめまして。 「起承転結」は以下のように整理できるかと。 「起」言うまでもなく冒頭部分です。なんらかの仕掛けが必要で、SFなら戦闘場面とか、事件事故、出来事が起こる場面描写。日常小説でも基本は同じで…
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