スカイリムを1000時間以上遊んだ私が大好きなスカイリムの世界に転生してソブンガルデに送られるまで
突然の風に吹かれて突然死んだ私は大好きなスカイリムの世界に転生することになった。ニオイフェチでもある私は現地に一体どんな臭いオジサンたちが待ちうけているのか、胸が高鳴った。ところで、外国の方って日本人とはまた違った体臭を放っていますよね。
時は第四紀201年。スカイリム地方の上級王であったトリグが反勢力のリーダー的存在であるウルフリック・ストームクロークに殺害されることから物語は始まります。
ドラゴンボーンである私は何故か、罪人たちの乗せられた馬車の中に。その中には馬泥棒のロキールから王殺しであるウルフリックの姿までが。
楽しい楽しいスカイリムの世界へ、いざゆかん。
………………クッサ♡ 目を開ける前から刺激的な腐敗臭が鼻をついた。ノルドの男たちってお風呂に入らないのかしら。私は一面に漂う悪臭よりも酷い悪辣な笑みを浮かべながら目を開いた。
レイロフ「やあ、君。やっと目が覚めたんだね。国境を越えようとしていたんだね? 私たちと同じように、帝国軍の待ち伏せに遭ったんだ」
ロキール「ストームクロークどもめ、くたばれ。スカイリムはお前たちが現れるまでは良かったんだ。帝国は優しく、怠惰だった。もし彼らがお前たちを探していなかったら、俺はあの馬を盗んでハンマーフェルまで半分は行けただろう。お前と俺は、ここにいるべきだ。帝国が欲しがっているのはこのストームクロークどもなんだ」
帝国軍兵士「黙ってろ、この罪人どもが!!」
馬泥棒のロキールがここで猿ぐつわを嚙まされる親の顔よりも見たオープニング。ちなみに翻訳には自信がございません。苦情等は一切受け付けておりませんので、あらかじめご了承ください。
なんやかんやあって降ろされたヘルゲン。この場所で私たちは処刑されることになるが私の刑が執行される直前に、時を司る竜神アカトシュによって創造されたドラゴンたちの起源にして頂点の存在でもある邪竜アルドゥインがやってくる。その前にキャラメイクの時間が挟まれる。ちなみにロキールは死んだ。
ハドバル「何者なんだ?」
さ~てさてさて、お待ちかねのキャラメイク。種族については悩みましたけど、ブレトンで。本当に悩んだんですけど、生き残り重視で。出来る限り生き延びて、この臭い世界を楽しみたい。その一心で選ばさせていただきました。性別は女。一番若い設定にして、なるべく顔のシワが目立たないようにして……っと。
ハドバル「隊長。どうします? この女はリストにありません」
帝国軍の隊長「リストはもういいわ。彼女を処刑台へ」
ハドバル「気の毒に。あんたの遺体は確かにハイロックへ送り届けるよ」
相変わらずオープニングが長い。私の身体は斬首台にセットされ、ここでアルドゥインが……アルドゥインが……あれ?
アルドゥインは現れなかった。私が最後に聞いたのはレア武器である死刑執行人の斧が振り下ろされる音だった。