気ままな運命
担任「さっさと席に着け~」
HRが始まるみたいだ。
あわてて席に着く。
担任「さぁ、夏休みも明けて、そろそろ体育祭のシーズンだ。
うちのクラスからも実行委員を決めなければならない。」
うちの学校は、委員というのを設けていない。
その都度その都度で委員を決め、その中で行いを進めていくのだ。
生徒「ヤル気ねぇ~」
生徒「ブーブー」
生徒「夏休みカムバック~」
生徒「先生やればいいじゃないですかぁ~」
当然のごとくブーイングの嵐。
無論僕だってヤル気はない。
担任「そういうと思ってだな、予めクジをつくってきた!!」
……………無言。
担任「さぁ、男子はこっち、女子はこっちに並べ~」
ブーブーブーブーブーブ
担任「うるせーーー!!さっさと引け!!」
担任の叱咤によりしぶしぶひいていく。
昼休み。
僕は会議室にいた。
僕が引いたクジは、赤かった。
でも、本来なら嘆いているところだが、
隣には・・・。
津川「大瀬君も運ないね~」
そう、津川がいた。
本名、津川葵。
同じクラスで、バスケ部に所属している。
なぜ救いの手なのかというと・・・。
まぁ、それはおいおい。
体育T「君たちに集まってもらったのは紛れもなく、体育祭だ。
まずはじめに委員長を決めたいのだが…、立候補はいるか?」
……。
体育T「そうか、えーと…大瀬。よろしく頼む。」
名指し。
しかも気のせいか、
自分の名前を呼ばれた気がする。
すると…
津川「おーおーせーくんっ」
挙げていた。
僕の手を、津川が。
これはどういうことだ?
僕が手を挙げられていた(悪魔で受身)=僕が委員長??
担任「いやー、助かった。立候補がいなかったらどうしようかと思っていたんだ。」
智耶「はい!?!?ちょ、ちょ、ちょっと待った!!」
これあり!?
担任「ん?手を挙げていてそれはないぞ、委員長。」
しっているか。
こういうのをまきこまれたというのだ。
でも…。
後に知ったのだが、
津川も副委員長になっていたらしい。
それなら別に・・・
やってもいいかな。
全く季節はずれの内容デス。
とはいっても、これメモしたのが、
そういう時期だったもんで^^;
まぁ、わかってください。
以上、言い訳をしたかった作者でした。