表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖女として召喚された女子高生、イケメン王子に散々利用されて捨てられる。傷心の彼女を拾ってくれたのは心優しい木こりでした・完結  作者: まほりろ
第二章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/37

23話「研究心を抑えられない」



この世界に来た時その世界の文明の高さに驚いた。


母さんからスマートフォンを借りて、宝くじの一等を当てて、この世界で生きていくための資金を調達した。


次元を超える機械の修復に必要な材料と次元を超える機械をしまっておく倉庫の確保に成功した。


二週間かけて次元を超える機械の修復に成功した。


だけどそれでは僕は満足できない。


これだけ文明の発達した世界に来て、ただ機械を直して元の世界に帰るだけでいいんだろうかそんなのつまらない。


この世界のものを全て吸収したい。


とりあえずキャンピングカーが欲しい。


キャンピングカーを一台購入して分解したい。


キャンピングカーについてる機能を次元を超える機械に取り入れたい。


家電量販店にも行きたい。


片っ端から機械を買って、倉庫に運んで全部分解したい。


住宅展示場にも行きたい。


この世界の高機能なお風呂やトイレやキッチンなどの機能を体感したい。


もちろん体感したものは元の世界で再現したい。


美味しいものの食べ歩きもしたいな。


あっでも、外に出ると目立つから食べ歩きは無理か。


この世界で人気のある食べ物を片っ端から取り寄せて、味を研究分析したい。


元の世界に帰っても同じものを作れるように。


母さんが元の世界に帰っても快適に暮らせるように。


母さんが学校を卒業するまであと二か月ちょっとしかない。


それまでに僕はこの世界のものをどれだけ吸収できるだろうか?


僕の時間との戦いが始まった。









後に元の世界に戻ったアビーによって、料理界に革命がもたらされ、機械技術が爆発的な進化をとげ、アビーの名が歴史に刻まれることになるのだが……それはまた別の話である。



【アビー編終わり】


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ