第4話生き方
①飛山「人は何かと比較しながら生きていることが多いのは僕個人としては仕方がないことだと思う
現世での双子の兄を僕自信は比較の対象としているが故に先程の事を述べたんだよね
現世での兄と僕の関係はせけんと呼ばれる存在から見たら「いがみ合わない関係」と評価をつけるだろう
で正直な話僕個人は兄と言う存在に対して劣等感と言う言葉を持ってるかと言えば
そうだな多少劣等感を持っていると答えざる得ないんだよね
だけど其以上に双子の兄に対して思う感情を 示すなら 誇りの感情を示すだろう
僕から見た兄へ向ける感情を端的に述べると「自分の子供の頃より世間様からの評価で優秀だの秀才だの言われる自慢の甥っ子」と言う感情であるのだ
だからこそ双子の兄が世間から大きな称賛を貰う度に僕自信は兄と言う存在を誇りに思い続けるのだ
だからさ僕如きに一々顔色を窺う真似はしなくて良いよ
お兄ちゃん
と私が述べた所で向こうの方は無意識に意識をするんだろうな・・まあ別に僕は先程述べた様に気にする理由がない
まあ前世の世界では私は長男坊だったんだし・・・そして前世ではそれなりの弟と妹が居たが
だが一番近い弟は前世の世界では武装親衛隊の所属に成り確かアインザックグルッペンとか言う組織の所属に成ったからこそ銃殺刑に処せられたんだ
やはり家族との別れと言う物は悲しい物だなあ・・そう辛くないかと尋ねられたら私自身は辛いと言うしかないだろうな」
②ナレーション「此の何処かの異世界のとある王国では姫巫女と呼ばれる存在が悩みにふけって居る
彼女が居る国の名前はオレニア王国・・そう此の世界では地球の大陸の形とさほど変わりはしないが違いがあげられるのなら此の世界にカスピ海が存在しない
其れでどうしてカスピ海が存在しないのかは此の世界の欧州地域全域がユーラシア大陸の一部として存在をしておらず
ウラル山脈以西・・正コーカサス地域を除く欧州地域が西にずれ込んで一つの大陸みたいになって居るからこそカスピ海と言う存在は此の世界線では存在しなかったのだ
此のオレニア王国の範囲は我々の世界で言えば欧州地域のブリテン諸島そしてベネルクス地域を統治をする国である
此の国が現在置かれている状況は早い話非常に芳しくないのだ・・此の国が置かれている現状と言うのを端的に述べると隣国といつ戦闘状態に入っても可笑しくない状況下に立たされている
先程述べた隣の国の名前はボナパルティア帝国と言う国そしてかの国が支配をしている領域はフランスそしてスペインそしてポルトガル・・・其れとモナコとアンドラに成るのだ
此のオレニア王国と先程述べたボナパルティア帝国と言う国の確執が出来たのは今から百年位に滅んだカーロイ帝国の崩壊に尽きる
カーロイ帝国其の国はオレニア王国の王家の本家筋が治めた国だがお家騒動に因って此の国は周辺国の狩場に成り此の先程述べたカーロイ帝国の一部をボナパルティア帝国に組み込まれたのだ
だからこそオレニア王国とボナパルティア帝国との間では緊張関係に突入をした・・其の事実としてオレニア王国では今まで当たり障りのない関係の国交を結んで居たのだが
だが日に日に領国間の関係は悪くなったのだ」
③アレクサンドルの心の声「私は此の国を良くしようと奮闘をしていた己の感情を殺して位生業に励んでいた
で其の頑張ってきた対価否違うな此の場合は末路と言うのが身内の身勝手なクーデターを起こされて今じゃ親から貰った名前も名字もしよう禁止をされた
正直なところ此から御内が私を排除をした果てに此の国の分裂と言う事態を望むのならば私は其れは「仕方がない」と答えるだろう
そうだな私は御内が自分等の王国に住まう存在により俗に言う反乱だの反逆だので刑場の露に成ろうが知った事ではない
其れが邪魔ものである私を排すと言う選択選んだ向こうの望んだ展開だ故に私は他所の国の兵隊を借りて王である自分を排除をする選択を選んだ存在を消すと言う選択肢は取らない
だから私は大人しく此の国の行く末とやらを遠き場所から事の顛末を見届けるとするかな」
④アーノルド「さて王として追われた事を知りながら私ごときに着いてくれた諸君!!
私は此から国を盗る活動をする諸君らも知っての通りオレニア王国と言う国は国が乱れ地方が一つの国みたいと成り果ててる
だからこそ今いるソーシュー帝国の上層部は他所の者である我々に依頼として此の様な選択をだした
ボナパルティア帝国のオレニア地方と言う状況下に成らせ無い為にオレニア王国の再統一の為に動いてくれだそうだ
そう我々が此のまま何もしなければジリ貧となるだろう其を諸君等は望むか
そうだ‼️否だ我々は自国を疲弊をしない様に隣国のソーシュー帝国と刃を交える流れを減らす為に活動をしてきた筈だ
だからこそ例え異国の地の再統一だろうが其のオレニア王国の地でイオニア王国の精神的国家の創造を共にしようではないか
そう何度も言う我々が今までしてきた為政業の是非と言うのは今生きる者でなく我々と言う存在が死んだ後によって判断されるべき事柄だ
故に我々が我々自身の手で故郷を造る事により我々と言う存在が我々の祖先がイオニア王国と言う国を建国をした精神を正統的に受け継ぐことが出来るのだ
故に諸君我々は造り上げるぞ異国の地にイオニア王国の建国を」