表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

とある酒好き男の持論酒論

酒の終車灯

掲載日:2020/09/04

皆、終車灯って知ってるか?


最終バスの方向幕に灯されたあの赤灯のことだ。


俺はここ最近、終車灯をつけた最終バスで帰宅することが多い。


え?遅くまでご苦労様だって?


そう言われると胸が痛む……


何故なら俺の帰りが遅い理由は、仕事ではなく、飲み歩いている為だからだ。


という訳で……


今宵も行きつけの居酒屋で酒三昧!


ここの焼き鳥を食べながらの日本酒は絶品の一言だ。


ちなみに焼き鳥はタレ派だ。


このタレがまた日本酒に合うんだよなぁ。


そして飲み仲間や美人な女将と話ながら飲む酒は実に楽しい。


しかしながら楽しい時間は瞬く間に過ぎ去っていく。


気付けば終バスの時間が近づいていた。


そこで俺は本日最後となるシメの一杯を飲むことにする。


このシメの一杯は俺の定番であり、終酒と呼んでいる。


その終酒の正体は日本酒のおでん汁割りだ!


これがまた旨いんだ。


よく飲んだ後にラーメンが食べたくなると言うだろ?


俺の場合はラーメンではなく、このおでん汁割りが飲みたくなるのだ。


本日最後の日本酒に注がれるおでん汁……


例えるならその様子は、最終バスが赤い終車灯を点灯させるが如く。


何?おでんの汁は赤くないって!?


細かいことは気にするな。


俺はこのおでん汁割りを一気に飲み干す。


俺の喉を通過していくおでん汁割りは、まるで深夜の街道を疾走する終バスのようだ。


ごちそうさん、また来るよ!


酒を楽しんだ俺は急いで終バスに乗り込み帰宅するのであった。


余談ではあるが、帰宅した俺を待っていたのは、終車灯のように顔を赤く灯した妻であった。


俺の飲み歩きも終車を迎えそうだ……

豊田楽太郎です。

少しでも面白いと思いましたら評価していただけますと嬉しいです。

宜しくお願い致しますm(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ