『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた シリーズ
『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた(2019年5月14日時点)【省エネ版】
『週別ユニークユーザ数(全体合計)』、週単位でどれくらい変化しているか疑問に思ったことありませんか? 今回は2018年05月29日~2019年5月14日の50週間分の期間です。
週別ユニークユーザ数(以降、WU数と表記)、それは悩ましい数字。
気になる皆さん、お待たせしました。
『2018年05月29日版』(※)から50週間が経過して、新しい集計値が取得できるようになったので、2018年05月29日から2019年5月14日までの週毎のWU数変化を見てみましょう。
今回も『省エネ版』と称している通り、WU数:100未満については『2018年05月29日版』の際の調査結果を元に、推定で算出していますが、ご了承ください。(調査時間短縮のため)
なお、書籍化作品予備群は独断で、『一般作品の中で、WU数が10000を超える作品』としています。
何が起きたのか、更に5100万をさらに59万も上回る大幅続伸です!去年の6月頃に比べて、WU数が週あたり500万も増えているというんですから吃驚です。特に先週、今週と一般作品群のWU数が増えているのが嬉しいところですね。それと書籍化作品予備群の伸びも著しいものがあります。何か人気作品でもどーんと纏めて投稿されたりしているのか、GWで読むことに目覚めた新規読者がどーんと増えたのか。この勢いがこのまま続くのかとても楽しみですね。
次は、連載中の作品群で、前回と状態変化があったものについて図を見てみましょう。
こちらは、連載再開、連載停止のどちらも通常レベルに戻りました。投稿者側は変わらず、読者層だけがぐーんと増えたといった感じですね。
では、今週は新作はどの程度、投稿されたのか見てみましょう。
GW効果も終わり、新規投稿作品のほうも通常レベルに戻りました。新作側の視点でもやはり投稿者側は変わっていない感じです。
という訳で、変化に焦点を当てた内容なので、今回はここまで。
投稿作品のジャンル別の比率や、WU数と作品数の内訳など詳細については、『2018年05月29日版』をご覧になってください。WU数:100未満まで全投稿作品の件数を数えているので、参考になると思います。
※『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた(2018年05月29日時点)
では、作者の皆様、今後も良い執筆ライフを。
読者の皆様、書籍化作品以外にも多くの素敵な作品がありますので、検索時に除外指定「書籍化」か「書籍」を使ってみてください。良い作品と巡り合えますように。
「書籍化」より「書籍」のほうがうまく除外できる気がします。
それと2018年12月04日に改定された検索機能の詳細指定機能をぜひ活用しましょう。「除外条件の指定」でチェックできる3点「長期連載停止中の小説」「ブックマークしている小説」「評価をつけた小説」を指定するだけでも、かなり新作(継続連載中)と効率よく出会えるようになりますよ。
どんな人気作品も、最初は一般作品から始まるのです。ちょっと読んでみようか、という読者の皆さんの行動があればこその人気作品化ですので、お暇な時にはぜひ一般作品群へも足を伸ばしてみてください。
ブックマーク、評価、どうもありがとうございました。
反応があると、投稿意欲もチャージできて嬉しいです。
本文でも書きましたが、まさかまさかのWU数大幅増ですね。一般作品群のほうもWU数が伸びているし、それまでよりWU数が伸びている作品も多くなって、賑わいを感じている投稿者さんも増えてきているのではないでしょうか。嬉しいことです。このペースがどこまで続くのか。これが2019年度の「普通」になるのか。今後の推移がとても楽しみです。