ある年のバレンタインデー
思いつきの短編です。
「今日はバレンタインデー、憧れのA君に、チョコを渡すんだ♪」
彼女は、そう決意し、家をでた。
~校門にて~
「ちょっと、そこ通してよ!、A君に、チョコを渡すんだから」
「ちっ、お前もか、Aの奴ばっかり貰いやがって、許せねぇ。」
「こうなったら、邪魔してやるよ。」
「くらいやがれ、万物に宿りし氷雪の精霊よ!我等に仇なす彼の者に永遠の鉄槌を与えたまえ!!
エターナルフォースブリザーーード!!」
「何!そんな。これじゃ通れないっ!
だったらこっちも、、大地に在りし闇の力よ、我が契約に従い目の前の敵を討ち滅ぼせ!!
ダークTHEヘルフレア!!」
「くっ、やるな、しかし俺たちも負ける訳にはいかない。
果て無き闇を照らす、聖なる焔よ、その聖炎をもって我等の道を切り開け!!
ライトレイ・バーニング」
「何を、まだまだよ。わたしは、諦めないわ。」
「俺たちも負けねぇよ。」
「「うおぉぉォォォォォォォォォ」」
これが、廚二病達のバレンタインである。
渡せたかどうかは、
知る人ぞしる秘密であるそうな・・・
ちょっと短いかな?