表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/12

現実の中で起きた俺

「・・・朝かぁ」

くあぁ、とあくびをしながら、俺はベットを降りた。

「変な夢だったなぁ」

自分が女の子と入れ替わってしまう夢。

「・・・散々な夢でもあったな」

結局、途中で覚めてしまったからいいようなものの、あのまま続いていたら、きっとケイスケとあの、女の子と女の子のお兄さんの、食べたもの全ての代金を払わなければならなかったのだから。

ケイスケに関してはいくらなんでも食べすぎだった。

「さぁて、学ッコに行く準備を・・・」

しようかな?と、床に散らばった教科書を拾おうかとかがんだ、そのときであった。

「カズマーーっ!!」

バンッ、と勢い良く玄関のドアが開かれる音がした。

「今度こそ、しっかり遊びに行くぞ!!」

無遠慮な声の音声は、明らかにケイスケだった。

俺は、がくーっ、とその場に膝をつきながら、でも、大声で怒鳴り返す。

「朝っぱらから、うるさいんだよ、お前は。しかも、今度こそって、なんだ今度こそって。大体、一昨日だって、遊びに行ったばっかりだろーが?!いい加減、真面目に授業に出ないと、お前マジに退学くらうぞっ?!」

えー?と言いながら、ケイスケは断りもせずにずかずかと、俺の部屋に入り込んでくる。

「一昨日ってったって、日曜だったじゃん。俺は平日に遊ぶほうが好みなの!」

「お前の好みなんて、聞いてねーっ!!」

「どーでもいいから、行こうよ?ほら、さっさと服着替えて・・・」

と、ケイスケがそういいながら適当に俺の箪笥から、服を出そうとクローゼットを開けたとき、


ドサッ


俺とケイスケの前にビニール袋が降ってきた。

勿論中身入り。

「何だよ、これ」

と、ケイスケがいかにもテンション削がれましたといわんばかりの声色でぼやきつつ、がさごそと、袋の中身を物色する。

と、急にケイスケの手が止まった。

「おい、いったい何が入ってたんだ?」

俺が、聞いてもケイスケはただ袋の中を覗いたまま、いきなり別のことを話し始めた。

「俺さ。今日変な夢を見たんだ」

「へぇ?」

「カズマが女の子になっちゃうやつ」

「・・・笑えないジョークだな」

「んー、ジョーク言ったつもりは全然無いんだけどさ。まぁ、それで腹が減って二人で出かけたときの服がさぁ」

「服が?」

「コレ、なんだけど」

コレ。とケイスケが見せて来た、俺の中学の頃の体操着。

「−−−っ?!」





この後、俺が慌てて財布を確認したのは言うまでも無い。






終わった・・・。終わっちゃいましたよぅ(号泣)

個人的に、お話しっていっぱい作ってはいますけど、最後まできちんと終わったことって無かったので、内心凄く感動しています。


・・・って言いますが、本当は驚きのほうがほとんどで、キーボードを叩く手なんて、「がたがたっ」と、震度7ぐらいのゆれを観測しております。


ではでは、最後まで。本当に最後まで読んでくださって、有り難うございますっ!!

いつものごとく、誤字脱字等の連絡も含め、皆さんからの意見・コメントをお待ちしております。


これからも、お話しを読んでくださることを願って。

今まで、本当にありがとうございました!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ