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境のほとり~怪異の境~  作者: 夜霧


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猫

 うちの猫はいつも僕より先に部屋へ入る

 ドアが少し開いただけでするりと隙間を抜けていく


 そのままベッドに飛び乗ってごろんと寝転ぶ

 そんな日は、僕もなんとなくよく眠れる


 ときどき、部屋の隅をじっと睨みつけている日がある

 何もない空間にひげをぴくぴくさせながらしばらく動かない


 しばらくするとふいっと顔をそらしてベッドに登ってくる

 そのころにはさっきまであったはずの胸のざわざわを、もうあまり思い出せない


 うちの猫は僕より先に部屋へ入る

 僕は、なるべくそのあとをついていくことにしている


本日もお付き合い頂き、誠にありがとうございました

怖さを感じましたら、どうぞ( 。・ω・。)ノ 凸ポチッとお知らせ下さいませ


今宵はどうぞ、戸締りをお忘れなく。


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