0005 土作り
こうして、私のサバイバル生活は始まったのでした………。
まず、仲良くなったのは、バンチスタという、コウモリのモンスター。
バンチスタって名前らしい、自分の。
「あの、エイワス。バンチスタって名前のコウモリなの?何で仲間になったの。」
能力、空間通信スキルのためです。
モンスターと仲良くなれる能力か………以前の私はどうやって、レベルあげてたんだろう?
バンチスタが言った。
「悪い能力者が来る前にあなたを安全な所までお連れします。」
何てお優しいお方!アリシア冥利につきます!
バンチスタが飛んでると、したでライトを照らしていたナメコモンスター、津々良が言った。
「悪いお方ってのは、魔人です。お気を付けて。」
そういえばアリシアの村が襲われたのも、魔人のせいだな、こんなことだけはちゃんと覚えている。
バンチスタと津々良はそのホームについた。
酷いな。まず、土が泥なのと、テントが崩壊していた。中には、フライパンが見える。
「じゃあ、土を固める所からやろうか、年月がたって、水がはいりこんじゃったんだな。」
クワっぽい物を装備して、ストレージが空間から出てきた。
攻撃力2。
無視してクワで固い土を被せる。
この労働に2日はかかった。空間袋が使えないので、タオルも出せなかったので、軽鎧を取って、黙々と作業。ダンジョンで寝るのは寒かった。
どうも、魔人から隠れるスペースはダンジョン内にたくさんあるらしい。
「津々良、照らして。」
「上手く、柔かい土にはなりましたな。」
「手痛い評価、ありがとう。さて、テントも片付けちゃおっか。」
テントの骨組みは何かにつかえそうなので、取っておくことに、皆で決めた。




