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0004 飛ばされた
三人共レベル1だった。
「ここって、はじまりのダンジョンじゃねえか。よく、こんな簡単なダンジョンに飛ばされたな。しかし、レベル1なら納得じゃねぇ。」
「そうですね。最下層なので、レベルをあげながら昇るのがよいかと。」
ミストラが言うと、シグマが言った。
おおお、今日もイケメンすぎて目の潤いに良い!
「おい!アリシア!飯の準備は出来たか?!」
「どうたんですか、棒立ちになって。」
え?食事?
記憶が無い???!!!
「ちょっと待って、病気になった!」
制止するかのように二人に助けを取ってみた。
「分かった、今日はオレが作る。」
ミストラは小さな袋から、かなり大きな卵を取り出した。
「アリシア。道具。」
「ええと、その。」
「ミストラ、アリシアの魔力だけど、無いに等しいから、空間袋が使えないらしいですよ。」
シグマが言うと、ミストラが笑った。
「じゃあ、いいか。緊急時だし。」
「見捨てて。」
はい?
二人は行ってしまった………………。




