0036 ロクロスの奮闘
中央都市、シスランカにいこうということで、ミストラとシグマとミーナと津々良とチスタは、仲介的にある、ミアの町で冒険者ギルドに報告に行くことにした。
アルトール帝国の国立結界士が魔人とグルだったこと。その天魔の魔人がアルトール帝国を滅ぼしたこと。
ミーナはまず、津々良とチスタに自分の名前を覚えさせることにした。
「アリシアじゃなくて、ミーナなの。皆こっちの名前を使ってるから、ミーナって呼んで。」
「でも、僕たちの起源がなくなっちゃいそうで、怖いな。アリシアじゃダメなの?」
「はあ、アルトール帝国のはじまりのダンジョンも無くなったし、持ってこれたのは、これくらいか。」
アルトール帝国のはじまりのダンジョンのテリトリーで使っていた、カバンをミーナが使っていた。
いきなり、カバンが振動し始めた。
「とう!」
「ロクロス?!」
スライムモンスター、ロクロスが空間魔法で到着した。
「あれ、スライムのままだ。」
「心配したぞ、津々良。バンチスタ。よく魔人となったな。次の魔人は国家と密通してたようだが、その絡みか?」
ミーナがこばすと、ロクロスがバンチスタに言った。
「それ早く言ってよ!アルトール帝国無事だったのに!」
「アルトール帝国の人員なら全員、ミアの町に飛ばしたぞ。」
ロクロスが言うと、バンチスタと津々良とミーナは信じた。
「流石、ロクロス様!」
「国民は?」
「おまえらが戦っている時に飛ばした、空間魔法でな。」
バンチスタは目をキラキラさせた。
「僕のお気に入りの本は?」
「ここだ。」
空間魔法でぽんっと出した。
「やったあ!」
空間でキャッチ。
シグマは気を落とした。
「じゃあ、ミアの町ではちょっとした騒動になってるな。人工差で。」
「シスランカにも半分飛ばしたぞ。」
シグマがパクパクしてると、ミストラが嬉々
として言った。
「オレの空間カバンは?」
「物を持ってくる時間なぞ無い。代わりにこういうのなら、持ってきたので、ミアにいるアルトール帝国国民にわたすつもりじゃ。」
空間から、特大のダイヤモンドの指輪がでてきた。
「スゲエ!」
「凄いな、なんだこいつ。」
「ロ、ロクロスです。器用なんだよね?」
本を書く時は自分のことは書くなと本を書くと言う前にミーナが言われた、スライムモンスター、ロクロスである。
ミアの町に行ったら、冒険者ギルドに行く前に、凄い人で一杯だった。
豪華に祭りまでやってた。中には、置いておいた物を悲しむ人もいるが、ロクロスは家族単位で空間魔法を放ったらしく、かなりの笑顔が見て取れた。
「ほら!通行証無しで、どこまでも行けるぞ!」
「あそこまで、走るからな!どっちが速いか勝負だ!」
子供たちが遊んでた。
町長にダイヤモンドの話をまず通すと、ちょっと待ってくれということになった。
「全く、この忙しい時になんなんだ?」
アルトール帝国帝国長が出てきた。




