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0002 エイワス

三人で下校していた時だった。

「殺すぞオラー!」

そこを歩いているだけのひとたちから、悲鳴が出た。

「な、何んなの?」

「何か人がこっちに逃げてくるんですけど!」

「あ、千晴危ない!」

光が見えた。

人を殺傷するには十分な大振りのナイフがなぜか押し出された海南千晴である私に突き刺さった。

千晴は道路に転がった。

血がすごい勢いで自分から抜いていくのを感じた。すごい寒い。


「エキストラスキル、冷却耐性取得。さらに燃焼耐性取得。」


「千晴!千晴!しっかりして!」

友人の声が小さくなっていく。もう少し聞きたい。


「ユニークスキル、遠距離索敵能力獲得。」


「もしかして遥傘?」

くぐもって自分の言葉が小さくしか出ない。


「ユニークスキル、空間通信能力獲得。さらに、空間認知能力を獲得しました。」


「遥傘、お願いがあるの。」

「何でも言って!」

腹を押さえている私の手は血だらけだった。

「部屋にあるベッドの下の本、みないで捨ててくれない?」

「分かった!約束する!約束するから!」

まさか秘蔵のエロ本が入っているとも知らずに。このまま知らないでいてね。


「テクニカルスキル、隠密能力取得。さらに無気配能力を獲得。」


最後にこう聞こえた。

「千晴!」


「ジョブをエイワスの名の元、アサシンに決定されました。」


そこで私の意識は途絶えた。


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