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寂しさが、私を壊す前に

作者: 都桜ゆう
掲載日:2025/12/01

息をするたび、

会えないことが、痛い。

あなたのいない時間  部屋は、冷たい影ばかり 

あなたのいつもいる定位置は、ぽっかりと空いていて

ただ、その場所を見つめている。

声を聞いても、一瞬で消える  手を伸ばしても、空を切るだけ

きっとまた会える、そう信じて、 待つことしかできない


寂しさが、私を飲み込む

ああ、どうか、 次に会える日が、早く、来てほしい

その時は、もう何も言わない 何も聞かない

ただ、すぐに抱きしめて

懐かしい香りが、凍えていた胸を温めてくれるから。

だから

そのまま、強く抱きしめて

私の体を、強く、深く  二人の間に、隙間がなくなるほど

寂しさの、痕跡が消えるまで

私を離さないで ずっと、ずっと、離さないで


あなたの体温で、私を溶かして

独りの凍えを、終わらせてほしい

その抱擁だけが、私の命綱だから


そのときまで、 ここで待っているから

早く会いに来て


(C),2025 都桜ゆう(Yuu Sakura).


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