詩 飴玉逃亡劇
掲載日:2023/10/30
「あれ、さっきまでそこに置いてあった飴玉がない!」
「一体、どこに行っちゃったんだろう」
食べられたくない飴玉は逃げていく
すたこらさっさ ころころころりん
小さな体を活かして 移動
家具の隙間に 入っちゃおう
ころころ転がり どんどん奥へ
誰も追ってはこられまい
丸い体で 勢いつければ
すぴーど ぐんぐん あっぷあっぷ
かたいボディが自慢なんです
「ちょっとぶつかって
ちょっと痛くて
ちょっと困っても
かなり平気!」
逃げてく 逃げてく
どんどん 逃げてく
食べられたくないから
一心不乱に逃亡中
「うーん、見つからないなぁ」
「誰かが食べちゃったのかなぁ」




