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【書籍化・コミカライズ】追放されたおっさん、暇つぶしに神々を超える〜神の加護を仲間の少女達に譲っていたら最強パーティが爆誕した件〜  作者: 夜分長文
七章 革命とエドの終焉

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余裕そうか?

「敵兵たちに後悔させてやろうぜ。暇人を相手にしたら面倒事になるってよ」


「ははは! そうだな。まあ、私は暇人ではないが!」


 俺とユウリさんは肩を並べて、ケラケラと笑う。


 一通り笑い終わった後、ふうと息を吐いた。


「やるか」


「ああ」


 そう言った刹那、俺たちは地面を蹴り飛ばす。


 敵兵は恐らく五十人。


 こちらをあまり敵視していない。


 もしくは第一拠点に到達するまで、可能な限り兵力を落としておきたいといったところだろうか。


 どちらもあるだろうが、どちらにしても都合がいいのには変わりない。


 全員もれなく、意識はさよならだ。


「はぁ!」


 ユウリさんの剣が相手の剣とぶつかる。


 しかし、相手は複数人いるわけだ。


 すぐにユウリさんの背後を取ろうと兵士たちが動いてくる。


「任せてくれ!」


 俺はそいつらに対して、剣を振るう。


 重力魔法なんて使わない。


 あんな魔法を使ってしまったら、面白くないだろう。


 もっと、必殺技的な感じで使いたいところだ。


 こんな場所で使うものじゃない。


 俺は剣に炎属性を付与する。


 極限まで魔力を込め、剣本体の温度を高めていく。


 百度。


 二百度。


 三百度。


 どんどん温度が上がっていく。


「なっ!?」


 そして、兵士の剣をへし折った。


 兵士は愕然とするが、俺はその隙を逃さない。


「ほらよっと」


 みねうちをし、相手を気絶させる。


 ふぅ。


「ユウリさん。余裕そうか?」


「当たり前だ!」

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