5話 スキル学習
朝日が眩しい。もう、朝か?
着替えてから、朝食を取ろう。
白いパーカーに着替え、スカートを履く。
そして身だしなみを整える。
髪はそのままになるがらほっといて。
昨日、夕食を取ったところに行く。昨日言っていた通り空いている席に座る。
今日の朝は、何の食事だろう?
「どうぞ」と渡される。
パンにサラダにスープか。洋食かと思い、食べる。
美味しい。
今まで食べたものとは、比べ物にならないほど違う。
そして、食事を終え、宿屋から出る。
取り敢えず、あの看板娘とは離れられる。まぁ、夜になったらまた会うけど……。
今日の目標を掲げようと思う。
『スキルの使い方を知る』のと、『地図をゲットすること』だ。(知りたいことだけど。)
まぁ、その目標の達成は大体は図書館か、本屋で出来ることだ。たぶん余ったら、狩るか、探索だ。
そおいう事を考えながら、図書館に来た。
ここが異世界の図書館か。一言で言えばすごい。
本ばかりが視界に入る。(まぁ、ここ図書館だから。)
「何をお探しですか?」と言われて驚く。
人、いたんだな。司書かな?
それにしても若い。10代から20代位か?
あの、看板娘ぐらいかな?
「ええっと、スキルの資料みたいなやつと地図を探しています」
「分かりました。持ってきます」
あの司書さん、静かな娘なのかな?
ー10分後ー
「お探していたのは、これですか?」
えっと何んだ?『スキルについての情報』、『レイガナの街の周辺の地図』。
「はい、そうです。ありがとうございます」
お礼を言い、近くの椅子に座り、机の上で読書をする。
スキルについての情報を見る。
何か、分厚い。でも昔の人とかが描いてくれたんだな、これ?
名は、最強の剣士団団長:ソラアヤ
質問:誰?
答え:知らないと自問自答する。
まぁいいや、後で知ることになるだろうし。
えっと、「スキルの活用は人それぞれです。」
「例えば、攻撃スキルは唱える人もいれば、唱えない人もいます。このようことなどがあります………」
長いので簡単にオレが訳す。
まずスキルは、唱える人と唱えない人がいる。唱える人のことを「チャント」といい、唱えない人を「イントロ」という。
複雑に絡まる(唱えるのと唱えないのが)、それを「マッチ」という。
次に上下関係のスキルについて、下から順に普通能力、高位能力、極上能力後は続いているが霞んで読めなかった。
そして、もう二つある。これも下から順に、独特能力、高位特殊能力。
もう一方は、自作能力、種族能力。
これで全部って訳でもなく、まだまだあるが後は、何処かで後に読もうと思う。
流石、異世界だなという感じだ。でも、オレの先天性能力はなっていないがまぁいいや。
さてとお待ちかねの地図を見よう。これがないと異世界に来てもサッパリになるから見ておこう。(飛べば分かるんだけどね)
えっと、森ばっかだな。東に上位の森と西に下位の森の間にレイガナの街があり、ここから北に行くと、レイナガ王国があるのか。今度、いってみようかな?その前にここを探索しよう。
後は、東に最強ドラゴンの封印か。西は魔族領か。
異世界ジャンルのラノベや漫画にあったな、そいうの。
さてと、全部返して図書館を出る。
街の門まで歩く。
「あれ、お嬢さん出るのか?」
「あ、はい。これでも冒険者なんで」
といい、カードを渡す。そして見てもらい返してもらう。
「行ってらしゃい」
「行ってきます」
ってオレは何の会話しとる?
あそこから10分が経つ。
東の上位の森に行くことにした。
準備は出来ない。何故ならさっきの宿屋で使ったから。1200−500=700円。そして武器屋、防具屋など見たが、銅貨9枚から銀貨20枚の値段だった。
なので、ここはスキルに願うしかない。
あ、一応言っとくがオレのスキル、先天性能力と種族能力は常に発動している。一部、発動してないものもある。
取り敢えず、真っ直ぐに行くか。
ゴブリンが早速、出てきたか。
そう言えば、ゴブリンって……。どっかの漫画で女の子を襲いがちのキャラじゃなかって?
早く倒すか。
オレは、よく分からない妄想で倒すことに決めた。
よし、倒した。
魔物核というのを集めればいいんだっけ?ゴブリンとかは。
この世界、倒した魔物は魔物核というのがドロップする。それを回収すれば一応、魔物の素材らしい。
さてどんどん行くか。
ー10分後ー
森の奥にきたのか?倒しまくったから何がどうなっているのかわからなくなって来た。
ん?あそこにいるのは?ドラゴン……?
大きなドラゴンが眠っていた。
ここってまさかって思い、空を飛ぶ。
見てみると、どうやらあの地図に載っていた通り、ここは最強ドラゴンの眠りの場だったようだ。
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