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ドラゴン少女ライフ  作者: 雨竜
異世界転生性転換編
3/21

3話 初めての街

 太陽が眩しい。久しぶりの外だ。でも、異世界の外は初めてか。

 何とか、歩き続けた甲斐がある。

 前世では、外に出て何分後には死んだけど。異世界こっちでは、直ぐに死ぬことはないんだな。

 若干、死亡フラグな気がする。回収されないようにしないと。

 そんなことは、さておきどうするか。

 町とか、都市にいってみようかな?

 異世界に来たから、何かしたいというのは特に無いんだよな。ただ、生活を送りたいと思う。

 それをするためには、金が必要。

 それで稼ぐのは…‥…、身体で稼ぐ、つまり風俗店ってオレはアホかー!

 元、男にそんな事できない。オレにもプライドがある。だから、違う方法を考えた。

 それは、冒険者。

 異世界転生で、定番のものだ。あと、ゲームにもあるもの。

 取り敢えず、どこにあるかわからないから真っ直ぐに歩こう。地図もっていないから。

      ー歩いて30分後ー

 「はー疲れた」

 流石に、洞窟の時も歩いていたから。

 オレ、インドア派だから前世では、運動しなかった。これでよく、冒険者になると言ったなオレ。と自分でツッコむ。

 今って地上なら、飛べるはずなのでは?と悟る。

 だってドラゴンだし、背中に翼を出せば良い気がする。けど、翼で服、少しだけ背中に穴が開く気がするがまぁいいか。

 破けたら、魔法 作成クリエイトで直せばいいや。

 取り敢えず、翼生やすか。

 背中に違和感を感じるが、たぶん翼だろう。

 色は、白色なんだな。髪も白色だったし。なんかあるのか共通点。

 まぁいいか、その際はまた考えるとしよう。

 翼を広げて、飛んでみる。

 「おおおっとと!」

 危ない、危ない。

 結構、操作難しい。鳥って飛ぶとき、大変なんだな。

 少しだけ鳥の気持ちが分かった気がする。

 そんな事は、置いといて景色は?

 オレの目には、絶景が見えた。豊の緑の草原に、森や山、そして町があった。

 森の周りに町があった。

 あの町行ってみようかな?近いから。

 飛んでいくけど、あと数距離になったら降りて歩くか。人目に付くと厄介だし。

         ※

 よし、着いた。ここから歩くか。

 遠くから見るから、直ぐ近くに森があるのかと思ったら、多少は平らなところがあるのか。

 空中にいたから、魔物と人に合わなくて良かった。

 さてと、門兵がいるのか。

 怪しまれないように、翼は隠して。

 そんな事を考えながら、門兵まで来る。

 「嬢さん、見ない顔だね」

 「はい」

 嬢さんかー。そうだよな、今は女の子だから。

 「自己身分書ある?」

 「自己身分書?」

 自己身分書って何だ?身分証明書みたいなやつ?持った事ないけど、聞いた事がある。

 「自己身分書って言うのは、自分のことが書かれているカードの事だ」

 まぁ、身分証明書みたいなものか。

 「その自己身分書というのはないけど。どうすればいい?」

 「どこのものでもないのか?ほら、何でもいいから遠い国とか、村など」

 『そもそも、オレは転生しているからない』なんて言えない。

 どうするか。

 「さっきも言ったけど、どうすればいい?他の方法があるならそれをするけど?」

 ん?なんか少しずつ、女の子口調になっている気がする。大丈夫か。

 「他の方法か、銀貨1Rいちアールを払って貰うか。または、13歳未満だったら無料だけど……」

 銀貨1R?何だその単位聞いたことがない。そもそも、お金持っていない。なら、13歳未満だったら無料を使うしかないと思う。

 「でもお嬢さん、13歳以上な気がするけど」

 「え………」

 何で分かった?この門兵。

 背丈から分かったのか?

 「他の方法は?」

 「魔力石板を使うだけど?」

 よし、これなら。

 「分かった良いよ。それって何で行うの?」

 「それは、昔から行われた事だけど大体は犯罪者や殺しマーダラーの人などの確認する為だ」

 犯罪者とかか。この世界は殺しマーダラーという人や集団がいるんだ。気を付けよう。

 オレは、魔力石板というのに触れた。

 どう測ったかというと、指紋認証だった。スマホみたい。

 これで分かるって凄いなー。

 感心している場合じゃない。

 表示したのはどれだ?

 表示されたのは

 [一般人、一般魔物、

  犯罪 ナシ

           ]

 一般人?一般魔物?一般人は分かるが一般魔物って何だ?

 「よし良いよ、通れ!お嬢さん魔物だったんだな。今度から自己身分書やギルドカードどっちか持って来い」

 「あの、一般魔物って?」

 「一般魔物とは、普通の魔物という事だ。大体は、凶暴だったりする。だけどお嬢さんは、凶暴じゃないという事」

 この人、何でも教えてくれる。良い人で助かった。 

あっ!そうだ。もう一つ教えて貰おう。 

 「そのギルドカードって、どこで?」

 「ギルドで貰えると思う」

 「あ、ありがとう」

 感謝の言葉なんて何時頃だろう。前世で全然行ったことがないから。つまり友達、いないという事になるけど。

 まぁ、なんか色々あったけどこの町に入れたから、いいか。

 ていうか、ここ町じゃなくて街なんだ。

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