表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドラゴン少女ライフ  作者: 雨竜
異世界転生性転換編
1/21

1話 ドラゴン転生

 俺の生活は、ほぼ毎日引き籠もった生活を送っていた。

 学校は、面倒だと思いながら行っているが、行かなくてもいいと思っている。

 俺は高校生に入って2年経ってる。でも、学校生活を楽しんで送っていない。寧ろゲーム生活の方が楽しく送っている。

 まぁ、自分が選んだ学校だから行くしかないし、でも帰って来たら、VR (バーチャルリアリティー)MMO RPG(多人数同時参加型オンライン・ロール・プレイング・ゲーム)や俺の好きなホラーゲームがプレイ出来るから行こうと思う。

 もうこんな生活が無くなるとふと思った。なぜそう思ったのかは分からないが、たぶん気の所為だと自分に言い聞かせる。

 こんなことを思っていたりや考えたりしながら、いつども通りに家を出て学校の通学路を通る。

 すると突然、偶然なのか俺の身体に車が当たってきた。そして、身体が吹っ飛んだ。

 何かの壁に当たり、座り込んだ状態に入った。

 「痛い!!」と声になる程の感覚がした。

 痛みが全身にきて、めまいがする。

 「な……んで?」

 なぜ俺が轢かれた?と言う疑問が心に残る。

 俺は困惑しながらも起き上がろうとするが、痛みの所為なのか起き上がれない。 

 頭には血が出ている。

 頭に手を当てた時、手には血が付着していた。たぶん、吹っ飛んだ時の勢いで壁に打つかだたんだと思う。

 死ぬのか、と俺は悟。

 だんだん視界ががぼやけてくる。。

 聞こえるのは、人の声と救急車のサイレンの音。

 俺を轢いた人が呼んだんだと思う。あの人にとっては、最悪かもと思った。

 頭の出血が酷い。

 人生って・・・・・こんなに・・・・・呆気、無いんだな。

 俺はそんな事を考えながら、事切れて目を瞑った。

           ※

 冷たい。何が当たり、冷たさを感じる。

 目を開ける。

 「ここは何処だ?」と起きて最初の言葉だ。

 岩…か?

 オレの目に映ったのは、岩だらけの地形だった。

 此処、病院じゃなく、洞窟?なのか。

 オレは、死んだはずじゃ・・・・・。

 オレの身に何かあったのか?と考えているとまた、冷たく感じる。

 オレは、額を触る。

 ん?水か?どうやら、水滴があったようだ。

 ん?とまた疑問に思う。

 まだ何かあった。

 オレの手や腕ってこんな白だったけ?それに普通の腕よりも短い。

 あれ?なんかおかしいと思う。

 自分の身体を見る。

 気づいた事があった。

 それは、オレ自身がドラゴンに転生していると言うこと。

 もしかして人間ではない?

 この爪といい、鱗といい。

 ラノベ・漫画・アニメにある、異世界転生。

 夢…なのか?いや、これは、現実だと思う。

 オレは、異世界に転生してドラゴンになってしまった。

 そうだ。もしも、仮にここが異世界なら引き籠るのはやめたいと思う。また前世と同じことしてしまうは嫌だからだ。なので、これからはオレなりのドラゴン生活をして行こうと思う。

          ※

      ー起きたところから30分後ー

 魔物が現れたところだ。

 歩いても全然出ないから、歩き続けた。

 「スライムか」と当然のように言う。

 ゲーム内では、序盤の魔物。

 だけど、攻撃仕方分からないんだよな。

 オレ、ドラゴンだから。人間だっら分かるのに…

 叩くでもしてみるか?

 オレは叩いてみた。

 スライムは怒り、体当たりしてくる。

 痛い。と言うがそんなに痛くなかった。

 鱗のおかげで助かった。

 人間だったら、痛かったと思う。

 そう言えば、竜といえば炎を吐くと言うのがファンタジーのお決まりだった。

 なので実際にやって見る。

 「火炎吐息フレイムブレス」と唱え、オレの口から炎が出る。

 スライムにうまく当たった。

 思いついて使った攻撃だが上手く行ってよかったと思う。

 何事も努力が大切って言うが、そうでもないと悟った。

 今、スライムはどうなったかと言うと丸焦げになり、消えた。

 やりすぎたか? 

 フレイムブレスは、火力を気を付けるか。

 一つ目標が出来たので、進んでみる。

 いつ、どこで、何が起きるのかは分からない。でも、見た目はドラゴンだから大丈夫だと思う。

 そんな事を考えてながら、前へ進む。

 そして魔物が現れる。

 いつも通りに、炎を吹く。

 そして倒して前へ進む。

 それらを繰り返しながら歩み進める。

        ※

 どうやら、この世界はステータスみたいのがあるみたいだ。

 ゲームと一緒と考えた方がいいかもしれない。でも少し違うところは、『ステイタス』という名ではなく『能力一覧表示』という名だ。

 [自己能力一覧表示]

名:決まっていない。 ランク:F

状態:正常

体力:1000

魔力1000/2000

スキル:通常能力ノーマルスキル 魔力感知、魔力操作、炎火吐息フレイムブレス

    自作能力オリジナルスキル ナシ

    先天性能力イネイトスキル 人間化、不老不死、冷熱無効、能力強化

    種族能力カインドスキル 強力結界層、完全防御フルバリア古参竜気配こまいりゅうオーラ、完全回復、最強剣

 魔法・魔術:火炎魔術、作成クリエイト


 自己能力一覧表示だけど、色んなもの載っている。

 特にゲーム内ではなかった機能もある。(まぁ、 当たり前なんだけどさ、ここ異世界だし。)

 人間化ってなんだろうか?

 今度試してみるか。

 取り敢えず安心安全な所まで行ってこの『先天性スキル 人間化』を使用するか。

 オレは安全なとこまで移動することにした。


これは、オレがドラゴン少女になり、異世界生活を送っていく物語だ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ