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片想い

作者: 八坂 やよい

好きになったから寂しいのか…

寂しいから好きになったのか…


恋を覚えたての頃は前半。


ふとした仕草、表情が気になって

いつの間にか目で追うようになった。


ただ会えるのが嬉しくて…

知れば知る程好きになっていった…

その代わり、

ひとりの夜が切なくなるようになった。


会いたい、と願うようになった…

だからだろう…


恋が叶う喜び…

ふたりで居られる掛け替えのない時間…

恋と愛の間で揺れ動く気持ち…

そして深まる想い…

彼がすべてだった。


…いつから?

逆になり始めたのは。


今は後半…


いくつもの恋愛を経て、

酸いも甘いも知り始めて、

自分を守るようになった…

傷つきたくないから逃げるように

疑心暗鬼になる。

誰かが悪者になれば私は悪くないから…


そしてひとりの時間が増えていく。

そして寂しいから…と誰かに恋する…

バカみたいな繰り返し。


私、本当に恋しているの?

恋していたの?

わからなくなる気持ち…


でも私、知っているんだ…

私の場合だけど…

片想いすると、泣けてくる。

何でもないはずの日常の中で自然と…

貴方のことを想って涙が出てくる…

貴方が居てくれたらな…と…


また始まるよ?

苦しい片想い…

わかりきってる片想い…

止められるのなら止めたい…

報われないもの。

傷つきたくない。


それでも、もう好きなんだね…

いつの間にか始まってる…

もう泣いてる…

切なくなってる…

この夜が寂しい…


覚えたての頃のように戸惑うばかり…

だけど…

わかっていても止められないのが恋心…


この片想いが終わるまで…


すべてを受け入れて、貴方を想う。

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― 新着の感想 ―
[一言] 恋は落とし穴 気付いたときは穴(恋)の中 こうですね
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