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第5話 創造の力の発揮

創造力を使ってなんかします。

自分の部屋に戻ってきたタカは、さっそく創造の力を行使することにした。まずは、機織りって言ってたなぁ。


よし、前世の博物館とかでみた、ジャカード織機にしよう。それも、自動で織ってくれる自動織機を。


仕組みはよく分からんが、なんとなーくこんな感じだったはずと頭に思い浮かべると、意外なことにスーッと織機の知識が頭に浮かんできた。


一人で驚いてると、急に頭のなかに例の女神様が声をかけてきた。

『気づきましたね、タカさん。その権能は創造(想像)の副産物です。イメージさえできれば、この世界で実現可能なことであればその作り方や方法などが頭に浮かぶようになってます。便利でしょ?ちなみに、前の世界の知識や知恵も引っ張ってこれますからね。活用してくださいね。』



おー、ありがとう。助かります。


さて、先ほど思い浮かんだジャカード織機。織物をパターン通り仕上げるためにパンチカードを使用した、前の世界では最初の力織機である。それまでは複雑な文様を織ることができなかったといい、これの発明で織物業界は革新的な発展をとげたと言われる、そうだ。・・・・・・だって、俺は知らんはずです。


よし、それを創るぞ。


俺は再度頭にジャカード織機を思い浮かべると、段々と織機の細部が霞始める。すると手元から前の空間も霞始める。


織機のいくつものシャフトや、経糸など織機を形作る部品たちが出来上がっていく。と同時に身体から何かが抜けていってるような感覚がある。


それから一気に集中し、ジャカード織機はわずか3分で出来上がるのであった。


ちなみに、前世のジャカード織機は水力や電気を使って自動織機として全盛を誇ったらしい。


さぁ、この織機は前世と違うところがある。動力は魔導具だ。


この取っ手の部分をクルクルまわすと、穴を開けたカードに向かって、金属針が上下して、一個一個のシャフトが連動してシャフトを個別に上下する。カードで指示された経糸だけを開口させ横糸を通してカードで指示されたとおりの模様を自動的に織ってゆくのである。このクルクル回す動作を、取っ手に魔力を流し込んだ分だけ、勝手に回してくれるのだ。


そして、これも自分の発想で取り付けた機能がある。取っ手の横にある4つのボタンに魔力を調節して流すと、糸に色がつけれるのである。赤青黄黒の調節でいちおう、どんな色でも作れるはずだ。

この機能を駆使すれば、発想さえ良ければどんなものでも織れてしまうだろう。


さて、これを使って早速織ってみよう。セットするカードは本来金板を使うのだが、試しなので、これも創造で作っておいたのだ。


「ほいっとな。」


魔力を適当な量を流し込んだ。ちなみに、さっき女神が勝手に頭に話してきたときに、魔力の使い方まで頭に浮かんでいたので、やり方は簡単であった。


身体のイメージしやすい場所、たとえば指先とかに力を集中すると、ふわーっと魔力がたまってくるのである。


魔力を込められたジャカード織機は大きな音をたてつつ、動き始めた。魔力で動くから、あとはほっとこうと思い、部屋を出ようとすると、サフィアがノックをして顔を出した。


「タカ様?これは何事ですか?」

驚いたような真ん丸目のサフィアは、やはりジャカード織機に驚いてるようだ。


「機織り機だよ。魔力で自動に動くように、魔導具っていうの?それを作ってみたんだ。母上が機織り機が壊れてると言ってたから、いろんな柄の織物ができたら、家計のたしになるし、この街の産業にできないかと思ってね。サフィア、やり方を覚えてみない?」


「タカ様が作られたんですか?いつの間に・・・。しかし、すごいですね。自動で織ってくれるなんて。しかし、糸はどうしたんですか?」

ほんとは創造で造り出したのだが・・・

「ちょっと拝借してきました(笑)」


「ダメですよ。ちゃんと一言断りを入れないとぉ。でも、ほんとにすごい機織り機ですねぇ。あ、糸が白いのに、途中から色がついてる? どういうことですか?これは。」


「それも、魔力を流せば、好きなパターンで色がつけれる魔導具だよ!これも教えるね。」


そうしたわけで、サフィアはこの世界初の自動機織り機の第1人者へと勝手になっていくのである。


この日はこの機織り機を使って、反物やペルシャ絨毯までをおることができた。

創造力でまずは機織り機をつくりました。サフィアを協力者にしたてあげました。


そして、問題は機織り機についてネット知識しかないのですが、現実には反物とペルシャ絨毯とかが出きる機織り機は別物です。


そこは異世界で、さらに魔法の世界でなんとかしたのさ、という精神構造です。←耐久力(鈍感力)発揮しました。(笑)

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