2日目③
町に戻って冒険者ギルドに向かった。
冒険者ギルドでクエスト報酬のMをもらい蜘蛛のアイテム以外のモンスターの素材を売った。
蜘蛛になかなか武器で斬り裂く事が出来なかったので初期の武器ではなく新しい武器を手に入れようとNPCの店を見て回ったが初期の武器と余り変わらなかったので諦め今日はログアウトしようと宿屋に戻った。
戻る途中にプレーヤーが露店をしているエリアを通りかかった。
露店はテントとその前に机と椅子があり机にはそれぞれの露店で武器や防具やアクセサリーなどが売られている。
露店を見ながら宿屋に向かっているとその1つから
「そこのおにーさんちょっとみていきませんかー」
と声が聞こえ、そちらを向くと成人とは言い難い小学校5年生ぐらいの身長で白髪みロングの成人女性のような体型と顔の少女?がいた。
武器や防具を売っている店のようだったので寄ってみた。
「おー来てくれたですねー」
「武器と防具を見せもらってもいいか」
「いーですよ、ほとんど人がこなくーて暇してたんでよー」
ちょっと間のびした喋りだったが武器と防具は見せで売ってるより良い品だった。
「結構良い武器と防具じゃないのか」
「はいー、ハイドワーフなので武器、防具作りが得意なんですよー」
「それはすごいな」
「そんなことないでよー、素材が限られているのでーどこもそこまでかわらないですよー」
「そうなのか…あっ俺が持っている素材で作ってもらうことはできるか?」
「はいーできますよ、だけどほとんどーかわらないと思いますよー」
そう言い蜘蛛の素材をだした
「………な、なんですかこれ、ダークネススパイダーってレイドボスレベルのもモンスターで今討伐隊を結成しているところって情報なのに私の知らないグループで討伐してるなんて」
間延びした口調がなくなっているので動揺しているかキャラ作りのどちらかだろう。
「ちょっとどこパティーグループが討伐したんですか!」
「俺1人で倒しました」
「はぁー!1人って嘘でしょ、あのモンスターを1人ってどんなチートよ!このゲーム脳に作用するからチートが出来ないようになっていのに」
「まぁそれはいいとして武器と防具すくれますか?」
「それはいいと置いておける問題ではないと思うんだけど、ちょっとテントの中に来て」
そう言ってテントの中に入っていったので続いて中に入った。
中は外見よりも広くなっており不思議な空間だった。
座布団がいくつかありその1つに彼女が座り、その前にある座布団に自分が座った。
「はぁーせっかくキャラ作りしてたのに崩れてしまったじゃない」
キャラ作りをしてたようだ。
「その素材で武器と防具は作ることができるわよ、ハイドワーフの種族スキルで上のランクの素材も扱えるし、余った素材売ってくれたら無料で引き受けるわよ」
「おーそれはありがたいな」
「いいのよこっち新しい素材を扱えるしスキルレベルも上がるから」
「素材はどうすればいいんだ?」
「こっちから契約書をだすからそれに不備が無かったらOKボタンを押して素材をこっちに送って」
「わかった」
そう言い契約書を読み不備がなかったのだのOKボタンを押し、素材を送った。
「ちょっとこのダークネススパイダーの腕輪は素材じゃなくてアクセサリーよ」
と言い送り返された。
ダークネススパイダーの腕輪を鑑定してみると
【漆黒蜘蛛の腕輪】 レア度3
ダークネススパイダーの力が凝縮された腕輪
腕輪から粘着質の蜘蛛の糸が放出され、相手の拘束などができ、装備者にはくっつかない。
射程距離は10m
筋力+5
俊敏+5
所有スキル【漆黒蜘蛛の糸】
というスパイ○ーマンみたいなとこができる腕輪のようだ。
使い方を考えていると
「あっ私自己紹介してなかったわね、私のプレーヤーネームはマリーよ、よろしく」
「俺の名前は砂鉄だ、よろしく」
と自己紹介をし、そのあと雑談した。
マリーは外見を変えないままにドワーフを選択したことで現実の外見のままちっちゃくなってしまったとか雑談したところで晩御飯の時間帯になっていたのでフレンド申請をし、明日までに完成すると思うから取りに来てといわれ、わかったといい宿屋に戻った。
宿屋に戻ってログアウトすると真っ暗になり自宅に戻った。
昼飯を食べていなかったのでお腹が空いていたので急いで晩御飯の支度をし晩御飯を食べ風呂に入り眠りについた。
腕輪の説明を変更しました。






