「ただ働きはしませんお金ください」※聖女の愚痴
「ただ働きはしません。お金をください」と聖女がキレたのを見ている俺はそれもそうだなと思う
一日12時間労働、毎日祈りを捧げ、お金はもらえず貧乏で、聖女はお金をもらえずひもじいパン生活
能力があるからと、当たり前に消費をされ、白髪も目立ってきた
「言葉では、ありがとうと言ってはくれるが、実際は当たり前だと思っているのよ、きっと」と嘆く
「私、悪女のほうが好きなのよね。一本筋が通っている気がして……おかしいのかしら」とクマを魔法で隠すと、
「これから死のうと思うの……実際にとかじゃないわ、もう何のためにいるのかわからないもの」という少女はとにかく休みたい、お金欲しい贅沢がしたいという彼女を見て、
思うところがある俺は、一緒に行こうと計画するが、彼女は困ったような顔をする。
「あなたを巻き込めないわ」とそして、
「だって労働には対価が必要でしょ。当たり前だけれど、ただ働きは、もううんざりだわと隠れることにしようと思うの」
「心には限界というものがあるのよ」という聖女の顔は曇っていた彼女は、一人で行こうとする
聖女のそばにいる俺はいつも、なだめているがもうそろそろ限界そうだった
もてはやされ、贅沢できる聖女もいるようだが気弱な彼女はいつももらうのを逃がす
そして彼女に褒美を渡さなくても労働してもらえると、慣れてしまい当たり前になる
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社畜からせっかく転生できたのに、結局社畜から逃れられないのは私が悪いのかなと思ってしまうくらい
でも結局変わらないのは、なんでなの?
そう私は、悪女みたいな欲望に忠実な人間になりたかったのに……
結局搾取されるのは、私にも原因あるのよね……きっと。
人は嫌いだが笑顔を振りまいてたら、いつかは……と思っていたが、どうやらそうではないらしい
「私聖女をやめます!!」とみんなの前で発表したら人生変わるのかしら
それは、まるで幻想ね
そんな事一度もなかったもの、私のそばにいるこの人は違うと思いたい
でもきっと聖女である私に興味ないわよねと落ち込んでいる自分がいる
結局私自身がかかわろうとしないと何も変わらないわよね何も言わずにいたら何も変わらないわと立ち上がるこれから、もう正々堂々と
発言をしないとこれからも同じ道を歩むことになるわよね
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それから、彼女は変わっていく少しずつ
そんな彼女に惚れていくもの達にとられないように、ずっとそばにいなければいけないそう俺は心に誓う
笑顔が増えていく彼女に惚れ直すとは思いもしなかった
聖女だからだと思っている彼女に俺は、あなただから好きになったと伝えるのがあふれ出そうになる
人として好きなのだ
だからこそ彼女に言う
「あなたが好きです。ずっと前から」と伝えたら彼女は驚いたような顔をする
「私も、もう少しわがままになろうと思うの。私も、あなたが好き」という彼女の笑顔に
自分の手で変わっていく彼女はまるで花のように美しかった




