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2.ローテーション

 ある日、私はいつものように2つ目のバス停で降りるため、

運転士さんの、すぐ斜め後ろに立っていた。

1つ目のバス停では、2人の人が乗ってくるはずだ。

40代くらいのおばちゃん2人組だ。

ところが、今日はその2人がいない。

バス停の一つ手前の路地の奥から、走って来るのが見えた。

「あの2人、今日は間に合わないな。」と思った瞬間、

誰もいない、降りる人もいないバス停で、バスが止まった。

そして、ちょっと待って、その2人組をバスに乗せると、

また走り出した。

毎日乗っている人なら、そのバス停で誰が乗るか知っている。

でも、毎日変わる運転士さんが、それを知っているなんて考えられない。

しかも、2人はバス通りを走っていたわけではない。

路地を走っていたのだ。

まさか、路地から走って来る2人を見て、

バスに乗るのではと思い、止めてくれたって事!

すごい!

ただ ただ びっくりした。

私は、思わず運転士さんの名前を見た。『大島 透』

そして、ハンドルを握っている腕を見た。「若い人だ」

バスを降りる時、

「ありがとう ございました。」

と挨拶をしながら、顔を見た。「好みのタイプだ」

私は、一瞬でその人のファンになった。


 ところが、今度いつ会えるのか分からない。

絶望的な気持ちでいると、再開の日は、すぐにやってきた。

2週間後の左回り通勤バスで、見かけたのだ。

私は、2つ目のバス停で、乗り換えるのをやめて、

会社の近くまで乗っていった。

左回りで行くと、よく話しかけられるおじさんに、会うかもしれないが、

彼と一緒にいる時間が長い方が、勝っていた。

運転のローテーションがあるらしく、それからは、

2週間に1回会えるのを、楽しみにしながら、

2週間に1回は、左回りで通勤するようになった。

続きは、2月2日(月曜日)に投稿します。

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