√2が無理数であることの無限降下法を用いた新証明
まず最初に以下のaとbは互いに素だと仮定しない。
√2が有理数だと仮定する。
すなわち√2はある自然数a,bを用いて分数表記が可能。
より
√2=b/a
2=b^2/a^2
2a^2=b^2
3a^2=a^2+b^2
となる。
ここでaとbは互いに3の倍数でならないといけない
a≡0、b≡1 mod 3、a≡1、b≡0 mod 3、a≡1、b≡1 mod3
だと左辺が3の倍数にならないため。
より
a=3c、b=3dと表記可能
より代入して9で割って
3c^2=c^2+d^2と可能
おなじ理屈でc=3e、d=3fと表記してそこからさらに3の素因数を持った自然数が見つかる。
この操作は無限に可能
つまり最初に互い素にだと仮定しなかったa,bは3の倍数を無限に持つが自然数の約数の個数は有限個ではないといけない。
これはつまり最初に√2が分数表記可能の有理数だと仮定したことに誤りがある。
つまり√2は無理数である