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異世界転生したら魔王だったけど速攻で世界統治した。

作者: 第六天の魔王

プロローグ的な何か

男は携帯を見ながら信号を渡っていた。


そう、彼はこの後不幸にもトラックに衝突して異世界へと転生されてしまう。


「ん・・・ここは?」


「王よ!遂に目覚めたのですね!」


男は周りの状況を確認する。


自分の服装や家来らしき怪物の姿から察して自分が魔王になったことに彼はすぐに気付く。


「・・・状況は?」


周りの騒がしさや傷だらけの家来を見て攻め込まれているのではないかと彼は速攻で察し、案じた。


「状況は芳しくありません・・・まもなく勇者がこちらにつくでしょう・・」


そうか・・と言うと彼は重い腰を上げて自ら勇者を(ほふ)る形態に入る。


「王よ・・一体何を?もう最終形態になるのですか?」


まもなく勇者はこちらにやってくる。気配を感じた彼は全力で応対することに決めたのである。


「油断こそ愚かだ。一撃で終わらせる。」

 

 ≪肉体強化・・気配遮断・・魔力感知・・魔法強化・・瞬間転移・・多重結界・・多重連撃・・究極魔法・・etc≫


転生した瞬間に自らが覚えているスキルや魔法を次々と詠唱し、そして・・勇者はノコノコと現れる――――


♢♢♢


「いよいよね・・」


「あぁ・・ここまで長かったな」


「おいおい!怖気づいちまったのか!?俺は早く魔王の姿が見たいぜ!」


「ふぅ・・焦らないで下さいウォリアーさん。魔王は私達から逃げたりしませんよ(眼鏡クイッ)」


「さきほど魔王の気配を感じたが消えたでござるな・・油断は禁物でござる・・・」


「ウォリアー・・ウィザード・・ニンジャ・・ここまで着いてきてくれてありがとう・・そして・・ヒーラー・・」


「な・・何よ?・・そ、そんな目で見られても何も出ないんだからね!//」


5人の英雄は最後の戦いに向けて足を向ける。


「さぁ!もうすぐだ・・!皆!行くぞ!」


「ええ!」「おう!」「ふっ・・」「にんにん。」


それぞれがそれぞれの思いを胸に・・


「魔王!!最後の戦いっ―――――


























魔王歴001年

 魔王城にて光の柱を確認。ドシテコウナッタ帝国軍及び勇者一行全滅。



魔王歴002年

 魔王復活から一年。モンスターの大群を引き連れて魔王軍は次々と都市国家を占領。



魔王歴003年

 人類は敗北を宣言。ここから魔王の統治が始まる。








始まりません。

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― 新着の感想 ―
[良い点] うむ!大変結構。(端的な感想) [一言] これからも、執筆を頑張ってください!!
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