其の三、君との出会い
どうも、奈々です。今回は3話目、今回のお話はキャラが勝手に動き出したように感じたと感じた私です。
ー翌日ー
私は無事退院し、家に帰宅した。
「よしっ!久しぶりに散歩でもするか。」
散歩は私の毎日の日課で、入院中はできなかったからすごく久しぶりで新鮮だった。
いつもの散歩道の公園前を歩いていると、泣いている男の子に出会った。
「うわぁーん痛いよぉ〜!」
どうやらころんでしまったらしい。私は千秋に貰った方のハンカチを公園の水道で濡らし、いつも持っている可愛いくまさんの絆創膏を取り出し、男の子のほうへ、駆け寄った
「大丈夫?傷、痛そうだね。お姉さんが痛いの痛いの飛んでけ〜ってしてあげるね」
といい、傷口を金魚のハンカチで消毒し、可愛いくまさんの絆創膏を貼った。
「お姉ちゃん!ばいばーい!」
と、男の子は最後に笑顔で帰っていった。私も
「うん、またね〜」
と笑って返せた。笑ってくれて良かった…
そう思いながら公園を立ち去り、いつもの散歩道を散歩しようとすると、
バタッ
と何かが倒れる音がした。私が振り向くと私と同じぐらいの年の男の人が倒れていた。私は
「大丈夫!?」
と叫んだ。周りの人が騒然とする中、私は声をかけつづけた。
その後、病院まで付き添った私は彼、新城幸人君の病室の前で医者から、
「君は重い病気であと1年もつかわからない」
と言われたことを聞いてしまった。彼は寂しげに
「そうですか。僕は何のために生まれたんですかねえ」
言っていた。私は逃げるように病院から立ち去ってしまった。
家に帰っても彼の寂しげな顔や病気のことが気になってしまい、夜も眠れなかった。
今回も読んで下さり有難うございます。新登場の男の子が気になった方は
死にたい理由〜僕はなんのために〜
を読んでみてください!