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2.ハノス 青年期(エリッサ署 特Aカトマイヤー部長)


グレーシャフト!


リカー28

ハノス21


シャフト。動力の回転を司る物を支える中核の原動力。


1924年。

リーデルライゾンの空の下。

リカー=ミカエル=レガント。彼女はザッと車両から降り立った。

28の年齢の彼女は、極めて美しかった。まるで純白のペガサスの様に、堂々としたその姿は。

背腰に揺れる金髪ウェーブが豊かに彼女の動きで波打った。

黒のロングブーツの脚とロンググローブが彼女を勇ましい人格そのままに表しては、黄緑色の瞳は怒りを含んでは鋭い光を放った。

クリーム色のシフォンスカーフが彼女の卵型の顎の下、オニキスに留められふわっとしている姿も、不思議とマッチしている。

彼女の白のパンツとジャケットからは金糸ベストが丁寧に出て、彼女は10年の時を経て行く内に極めて豊満だった肉体が引き締まってジャケットに包まれてきていた。

シャンデリアの様なカラーメイクの目元はそれだけで絢爛に見え、よく似合う黄金の唇も、彼女の凛とした華美な様を引き立てていた。

ダイヤモンドの様な肌は滑らかな頬だが、それでも彼女の表情は背後に鋭く流させた金髪だけのせいでは無い。

美しき女帝リカーは色味の無い世界を冷めた風で見渡しては、空と街の間際の弟を睨むように真っ直ぐと見た。

彼女は女優として仏蘭西銀幕の中ではほがらかに微笑んでいた10年前とは違う。ジルを失った彼女は美しく心から微笑むことなど、稀だった。

ハーム転じてハノスなどと勝手に名付けられた21の青年、ライ・ローガルは冷たくリカーを真っ直ぐ睨み、顔をふいと反らしそのがっしりとした腕を取られた。

「許さないわよ。21になったと思えば警官もやめて、今度はなんですって?馬鹿言うんじゃないわよ。」

凛とした声が落ち着き払ってそう言い、ハノスは横目で彼女を一瞥しては指だしグローブを手に填めた。

「ハッ、あんたには関係無い。」

淡色で狐の様な顔のハノスは、クリーム色に近いホワイト金髪に、淡い黄緑色の瞳だが、どこにも性格には淡さなど持ち合わせてなどいなかった。

彼がバイクにまたがったがっしりした腕を掴んだ。

「退け。」

彼はエンジンを噴かせ、それでもリカーは離さなかった。彼女がどんな荒馬でも乗りこなす事を分かっていた。ハノスが疾走させた瞬間にどんな目に遭わされる事になるのかも分かっていた。

「ローガン。あんた、CIAなんかに入って、何探ろうってのよ。え?」

「あんたがそんな情報をどう掴むのかは知らないが、それこそ怪しいものだな。隠密一族は俺を裏切らない。」

彼の口の中の煙草毎バシッと頬を払い、その彼女の頬を手の甲で激しく払い、彼女は車両にバウンドし運転手が彼女の肩を持ちハノスを見た。

「ライ・ローガル様。どうかお気をお鎮め下さい。」

一切冷静な目を崩さない彼は運転手を冷たく見ては新しい煙草の手でゴーグルを下げ、リカーが顔を向けて来る前にバイクを走らせて行った。

「やっちまいな。」

ボディーガード4人は気まずそうに目を反らし、リカーは彼等を目を細め見ては、彼等は固唾を飲んだ。

「覚えておくんだね。あんた達の今後を握るのはあんた達のあの小僧じゃ無い。あたしなんだっていう事をね。」

リカーは颯爽とリムジンに乗り込み、空を睨んだ。

灰色の空は明るく、淡い白味かかる水色だ。この街の空の色は、この時期、その色になる。

ジルを殺してから、彼女の世界は灰色と黒と白のみのモノトーンになってしまった。完全に。

最上の愛しき彼を失ったと共に、世界を渦巻く美しき色彩も失ったのだ。

それでもコスメティックメイキャップアーティストとして高級コスメブランドを立ち上げる彼女は人気を博していた。

色彩障害は知られてはいなかった。

もう、誰をも愛する事など出来なくなっていた。色の失われたこの世界。

ジル以外をこれから愛するなど、誰がするというのか。婚姻などという言葉や容など無意味なものだった。他の誰をも愛するつもりなども無い。

彼のエメラルド。

彼の肌の色。

彼の髪。

彼の肩に落ちる影の色。

彼の微笑んだ時に差し伸べてくれる手。

火照った時の肌の色。

暖炉の炎が揺らめく色。

濃密な闇の色。

緑の草原と青の空と青の海を黒馬で駆け抜ける彼と掛け声。

……。


森が横の平原へと大型移動し、緑の街づくりの進められている隣街へつく。

ハノスはゴーグルを外し、背後を一度振り向いてから向き直り一気に突っ切って行った。

一度丘の上に来た。ジルが肩車をしてくれた過去が、まるで鮮明に蘇るが、見渡す形成されつづけている街並は、多くの樹木の間の木々と共に低層の建物があり、出来うる限り自然風景のままであって、そしてリカー好みの彩り鮮やかなロマンティックな風へと彩られ始めていた。

毎日、この丘に来る毎に、来るべきじゃ無かったと後悔する。どこかに、ジルの面影を探そうと必死になる。

こうやって成長してでも、ジルの視野よりも低い事など分かっていた。彼に近づく事など、出来るのだろうか。本当にCIAに加盟し、何かを知る事が出来るというのだろうか。

彼のホワイトブロンドが彼の顔を隠し表し、風が変らない。

街が作り変えられていく。女性的に。それでも同じ風がジルを失った今も同じく優しく吹いては、ライ・ローガルに涙を流させた。

彼にとって、隣街作りこそが自分を10年間育ててくれたジルとの思い出の場所であり、実感を感じる生きて来た証明、痕跡に思えたからだ。

何でなんだ。

リカーなんかに。

今は一体どこにいるんだ。

何で消えたんだ。

「父さん」

『そうそう。あんた、ジルの本当の子供とかじゃ無いから。誤解しない事ね。ジルの養子縁組だっただけよ。』

そんな事信じたくなど無いのが事実の気持ちだ。血のつながりなど関係無い事は頭では分かっている。自分がどんなに父親に似ていなかったかも分かっていた。

自分はメイドだった母親によく似ていた。ホワイトブロンドだったという髪の母親はとても美しく鋭い顔をしていて、その写真はやはり、小間使いやメイド規定同様に眉が完全に無い。それでも美しかった。

彼は手帳の中の3枚の写真を見下ろし見つめた。

ジルと写る8才だった頃の自分の写真。

母と共に写る、格式の違いから交際の許されていなかったボディーガード一族の父の写真。

共に生活してきたレゼブ街に住む育ての両親写真。

性格はやはり、品がありとてもしっかりした女性だったと聞いた。会った事は無いが、よく似た口元と目元に母を感じた。美しい母は微笑みこそは無いが、愛し合う父と写る顔つきは意思の強さを秘めていた。綺麗な髪を肩に流し、その肩に黒グローブの手を乗せ、父が微笑みもやはり無いが、頼りある確固とした真っ直ぐの目元をしていた。

自分に父親の要素はどこにも無かった。黒髪に、目の色は琥珀掛かった茶色だったと言う。それ以外にも父親としての何かの繋がりをどうにか掴もうと必死になった時期もあった。

「ああ、ここにいたのね。間に合って良かったわ。」

「母さん。」

育ての母親が気弱な風で微笑み、彼の横に立った。

「奥様との噂を聞いてね。急いで捜しに来たわ。隠密の方が教えて下さって送って頂いたのよ。」

「そうだったんですか。すみませんでした母さん。」

「お前が無事だったのなら良かったわ。」

3等級メイドの彼女は同じく無い眉でも、スレンダーで高い背だが実に可愛らしい顔によくブラウンの髪が艶掛かっていた。43には到底見え無い可愛らしい人だ。

彼は軍隊から帰って来たと思ったら警官になって数年で今度は場所を変えるというのだ。

「この場所が、俺が街から離れた後、消えていないかが不安だ。」

「かの主様との思い出の場所ですものね……。」

彼は頷き、俯きブーツの影を見下ろした。ジルが手をよく掛けていた手すりの横に手を置いた。

「俺は、絶対にジルの消息を探り当てる。今、リカーが勝手にやっている事を快く思っていない筈だ。今どこにいるのかは分からないが、10年も経っていて何も掴めないわけが無い。母さん。それまでを、街を離れてしまい申しわけありません。」

「ロン。こちらこそ、誰もがあたし達はあなたに感謝しているわ。前主様のお姿無き今、消息をあなた一人だけに捜させる事を、お許しください。」

彼女は彼の手を両手で包みそう言い、顔を上げると微笑んだ。

「あなたはしっかりした子ですもの。あたしにはとてももったいないお役目だったわ。あなたをここまで日々の内に見守り続ける事が出来た事をどんなに誇りに思う事か。どうか、無事に帰って来てね。この街から離れてしまえば、奥様がなにをあなたにするか……。」

今日、今からこの街を発つ。数年は戻る事は無いだろう。だから母と父の事が心配だった。リカーに何かされないかを。隠密の1人が彼等を見てくれている。

木の陰にいるその男にハノスは目配せし、母を頼んだ。

「ちょっと待ってロン。」

ハノスの首に母はスカーフをバンダナのように巻き縛った。

「あんた、首冷やすと万が一風邪ひくかもしれないから。」

そう言い、微笑んでから高い背の髪を撫でた。

「母さん。」

「もうこんなに大きくなって、今に頭に手が届かなくなるかもしれないわ。健康には気をつけて。」

彼は彼女の肩を強く包括し、頷いた。

「ありがとう。行って来ます。」

母は何度も頷き、背を大きく撫でた。

「行ってらっしゃい。」

涙声でそう言い、頷きつづけた。


リカーはリカ・ラナ本社地予定である地図を広げ、完成を今かと待つ他店舗の主達が手を組み合わせ待っていた。

宝石箱のような色とりどりの夢の街を創るのだ。

美しく輝かしい街を……。

リカーはその完成図を鋭い横顔で見つめ、手に触れた。

「……。」

ジル……。

あなたと愛しあっていた時代はとても色鮮やかだった。

どんなに色の魅力があたしを虜にしても、二度と取り戻せない色彩は、あたしが罰を受けたからね。

否定しはしない。受け入れるわ。あなたを殺した事実、裏切った事実、何も変る事等無いのだから。

リカーは大柄な美しい身を颯爽と返し、巨大な画面に向き直った。白味銀かかるピンクなどのアレンジが白と金の空間に銀光を差し、佇んだ。静かに。

シャンデリアからは真珠が連なり、薔薇のクリスタルが蔓をかたどった。金の柔らかさに光が跳ね返った。(古城内で生活している時代なのでこの屋敷はまだ存在しない。)

どこか、リカーは手が届きそうに白床に写るシャンデリアを見つめては歩いて行った。

「あたしだけれど。」

凛とした声でそう彼女はマイクに言った。

画面には美しきリカー、仁王立ち、上目で見据えて来る毅然とした彼女が映し出された。

「これは美しきリカー。」

「挨拶はいいのよ。羅也ボス。分かり切っている事は省いて頂戴よ。」

奔放な風でそう言い、彼女は髪を掻き上げ座り長い脚を交差させ滑らかな頬に指を当てた。

「ライ・ローガルが、馬鹿にもCIAに入るみたいよ。とめてよ。」

水天羅也は可笑しそうに笑い、血族側の戦闘員をいつも駒の様に勝手に使うリカーの猫の様な目を見た。

「嫌なの?」

「確か、君の義母兄弟だったかな。害虫などという名前に変っていて気付かなかったよ。」

「見逃さないで。」

きつくそう言い、羅也はまた胃を切り切りさせて目玉を回した。リカーは苦手な女だった。

「あんた何やってんのよ。ボケボケしてるから単なる街警官で済んでたあの馬鹿があの忌々しい機関なんかに目をつけて。」

「表の人間には手を出さないぞ?」

「だからこうやってあんたにお願いしてるんじゃないのよ。恵也でも透でも何でもいいから向わせてとっととやっつけて頂戴よ。城から追い出しただけじゃあ懲りずにあの子、あたしをきっと破滅させようとしてるんだわ。」

リカーは円卓上をドシンと拳で叩き青筋立てて、羅也は「まあ、美しい顔が恐くなって来ているよ。」と言い、歯を剥く雌ライオンの様な彼女の気を鎮めさせた。

「もしも、あたし繋がりでロガスターが探られたくなかったなら止める事ね。あたしをその前に始末させようと透だ恵也だ向かわせて来たら、地獄から這ってでもあんたの夢に出つづけてあんたの胃に穴開けまくってやるよわ。」

「わ、分かったからレディー……。」

きっと本気で出て来るだろう。羅也は首をやれやれ振ってまさかそんな事の為に恵也を向かわせるなどの労力を使わせるわけにもいかない。

リカーは勝手に用件を言うとボスへのホットラインを打ち切り、羅也は画面を見ると消えていたから溜息をついた。

委員会メンバーを護る場合は委員会派遣の人員で充分だが、リカーがまた鬼ノ様に殴り込みに来るだろう。何度この胸倉を掴まれた事か。

「相変わらず、レディーは強いものだな。」

羅也はそう立ち上がり、早鬼藤透が顔に掛かるタオルの下から言った。

「ハノス=カトマイヤーって男は、確か恵也と同年でしたか。」

勢い良く起き上がらせると透はソファー背もたれに肘をのせた。

「俺も委員会派遣戦闘員の端くれなんでね。向かいますよ。」

透は19才の青年で、水天恵也のパートナーであり、彼と共に組織ロガスターを支える戦闘員だった。


※物語上設定の間違え。

 ・早鬼藤透は既にロガスター内にはいない。(謀反を起こしたので。)

 ・この年は息子の由佳里(将来の組織最高幹部長)の生誕年である。

 ・この時代は古城に住んでいる。ダイランが生まれる事でリカーは古城を閉門し屋敷を建てるので。、

※物語上の説明。

 ・羅也はこの7年後に死亡。その為に恵也が28の若さでボスになる。

 ・ハノスと恵也はタメなので、同様に初代委員長の甥っ子(組織を追う側)と初代ボスのボス

  という関係になる。


羅也はマルセスに通信を取った。

「何?リカーが?」

怪訝な声が聞こえ、羅也は「はい。」と言った。

「それで、向かわせたというのか?ライ・ローガルは俺が可愛がっていた甥っ子だ。冗談はやめてもらおうか。」

ガチャ。

羅也はうな垂れ、透が出て行こうとした背を呼び止めた。

「ボス。あんた、本気で2人には気が弱いんですね。」

マルセスから折り返し連絡が来た為に羅也は取った。

「はい。」

「CIA如きに何も探られる事など無い。勝手にやらせておけ。リカーを不振に思って探りたいんだろう。あいつも彼女から不条理な思いに立たされたんだ。好きにやらせてあげればいい。だが、あいつの一生を使ってもお前側の確固とした事は掴むには至らない筈だ。」

「親父!」

「おう。ちょっと待ってろ。」

マルセス側から少年の飛び跳ねるような声が聞こえた。

「なあ早くしようよお!早く早くう!」

「待ってろ。支度は済んだのか?何も持ってねえじゃねえか。」

「いいよそんなの!」

「それじゃあ充分楽しめないぞ。」

「えー!」

「ほら行って来い。」

「分かった!待っててよ!」

ドタドタバッタンという音がして声の主が消えた。10才の少年ウィストマはうきうきして消えて行った。

「悪いな。あいつに何か掴まれた時は彼女も潮時だ。」

羅也は「ええ。」と言い続けた。

「ミスターマルセス。お願いですから、目立った行動はお慎み下さい。」

彼は死んだことになっている人間だ。絶対に正体が知られるようなことがあっては困る。どんな大騒動と混乱が巻き起こる事か。まさかの、あの悪魔ジルが生きていたなどという事実は世界各国の人々を震撼させる。

このジルの性格だ。冷静さで出来上がっているからいいものを、時に怒りに触れると自らが出て行くのだからこちらもひやひやする。

「お願いします。あなたの身に何かがある様では困ります。」

ロガスターの設立に巨大な権威を持ち、拡大化と飛躍、基礎基盤を築き上げ露雅前ボスと共に行なってきた彼は組織随一の立役者だ。

「それに、街のペストはまだ蔓延しているようですね。そちらにもまだ向かっているという報告を受けた。危険です。あなたは医者では無いのですから。無茶はなさらないで頂きたい。」


瑞雲たなびく。

本当にいい兆しが待っていればいいのだが。

10才で生き別れたままのライ・ローガルと同じ年になったウィストマは飛び跳ねていて、全く落ち着きがない子だった。明るくて楽観的で時にとろくさくてわんわん泣く。実に子供らしい子供だった。自分で何でもやろうとし、あまり店にはいずにどこかによく出かけていた。

10年前、暗闇の路上で泣いている赤子を見つけた時、真っ白の毛布に包まれていた。丸々と太った赤子がいて、両親は既にどこにも居なかった。

不憫にも捨てられてしまったその子を彼は連れ帰った。

その子が実はレガントの人間だと知ったのは最近の事だった。両親はリカーの兄弟で、リカーに打ち捨てられたのだった。

ライ・ローガルはもう21の年齢になったと聴く。立派に育って行っているという事なのだろう。CIAになる話は驚いたが、あの性格だ。それも頷ける事とも思えた。

利口な顔をし、じっと上目で鋭く観察して来るのだ。必要な事以外は口が少ない方で、派手を好む性格では無く冷静で我慢強い。

少年時代の時の弟もずっと上目で自分の事を見て来ていた。あまり会話は無かった。性格が一切違ったためもあったが、弟自身が自分に話し掛けてくる事も無く、こちらが話し掛けてもなあなあな返事しか返してこなかった。仕事しか目を向けずに、子供ができたと分かっても大して娘リカーの行動を叱る事すらしなかった。あの時自分の養子縁組にして育てることにしなければ、またリカーにウィストマがされたように路地に捨てられていたのだろう。


リカー苦手……(´Д`;)と、書いていた当初から思っている作者なのだった。

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