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探偵らと依頼の話

さてはて、それは一体何故だったのでありましょうか。

全ては遠い過去の話故。

少しだけ昔話をさせて欲しい。

こちらに来る前に住んでいた場所の話だ。


ボーッという船の汽笛が海辺から離れた住宅街の近辺にも響いていた。夜中だったというのもあって驚いたけども、漁師の活動時間としては変な時間でもないか、と思い直して時計を見た。時刻は夜中で、朝日が昇る頃までには数時間といったところだった。


ん?なんでその話を、と?

それは勿論───後のお楽しみということで。



今回、依頼されたのはある人物の捜索だ。人探しともいうかな。

島にいるらしいと聞いて、ここまで来るのは流石に長時間だったので辛かった。舗装されていないがたがたの砂利道を馬車で何時間も、というのはちょっとな。・・・時速も砂埃も凄いことになってたんだが。

飛行機での移動時間がマシな部類に見えるから不思議だ。


更に目的地付近で降りて、そこから今度は海を小舟で渡りたどり着いた。たどり着くまでが疲れるけども、紅葉や海など風景はいい場所である。

ドラゴンで移動というのも選択肢にはあったが不採用になった。目立つし、怖がられても困るだろう、と。


海からは時折、汽笛の様な音が鳴り響く。

「懐かしいな」

二人で海辺を歩いていると無意識に言葉を呟いていた。


「沿岸部の方にでも住んでたのか?」

「いいや?・・・・・確か、それよりはもう少し離れていたと思うが」

「なんか羨ましいな」

「仕事が終わったら釣りでもやってみるか?」

「お、いいな」


途中、すれ違った人などに聞き込みを行うのも忘れない。

「こういうのは探偵も同じなんだな」

「それでなのかは知らないが、元警察官が探偵に、というのもあるな」

あるにはある。が、こういうのは実際に確かめた方がいい。もしも利用することがあるなら気をつけるべきだろう。

得意不得意というのもあるのでそこを踏まえて、というのがいいらしい。



話が逸れた。

今回の件はとある一家の娘さんが家を飛び出し、誰にも告げずに居なくなったことが発端なのだそうだ。

一時期は冒険者だったものの体調などの面から引退。その後は冒険者から画家になったというのだが、色々と家庭も治安もゴタゴタとしていた時期に行方がわからなくなったらしい。

連絡手段といえば手紙や伝言ぐらいなもので、電話やメールがある現代とは勝手も違う。


そうだな、例えるなら・・・・・文明的には戦争の前後の年代ぐらいといったところだろうか?

当時を知る人にとっては懐かしくても、その頃を知らない若者などには珍しく感じたりするかも知れない。


そんな訳で行方不明だったのに今更、こうしてここまでやって来たのは罠であっても、それが有力な情報だろうと判断できたからだろう。

依頼を引き受けてから、情報の裏を取れないかと模索して二人で情報を収集してはデマだろう情報をそこから排除していく。疑ってかかった方がこういうのはやりやすい。


確実と言えるようになったのはそのもう少しだけ後のことで、その根拠は信頼出来る人からのものと幾つかの証言などからだった。



そして、現在に至る。

おまけ。


作者:(。-ω-)zzz. . . (。゜ω゜) ハッ!?

すみません、謎を考えていたらいつの間にか寝ていました。

作者の霧雨 静夜です。


如月雪冬:「主人公の雪冬だ。・・・またか、作者」


作:悩んでしまってつい。動機がストレートすぎるかなー、だとかここはこうして更にこうだと面倒だろうなと。


雪:「ネタバレにならない程度に暴露していくスタイルか」


作:実は、俺も詳しくはないけども元になった話が実際にあったりします(苦笑


雪:「どうりで具体的だと思った」


作:後は俺が元々ミステリー系の話ばかり書いていたというのもあって凝ったものも書きたくなったから、ですね。

元になった話の方はここではあくまでもベースです。


雪:「後は、そうだな。今は謎があって探偵がやって来た訳だ。なら、次は」


作:おっと、そこでストップ。

さて。何が起こるのやら。

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