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生まれ変わってケモノな玩具!?  作者: きつね耳モフモフ
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ハザマの葛藤

次なるイベントへ

 リーナが校内クエストから戻って来たと思ったら頭抱えて唸っておった様じゃ。

出先でルゥスとケインに助けられたのはいいけど

 このままクエストに出まくるのがいいのか校内に留まるべきなのかとかの。

にしてもオークか。どんな顔しとるのか見たかったの。豚顔じゃったのじゃろうか。

 チラ見した図鑑じゃ緑色の巨漢な感じしか分からんかったからの。

「うーん。そんなんじゃクエストやりにくくなかったんじゃないの?」

と私の後ろを歩くミィナが横を歩くリーナにその時の事を聞いている。

 アンヌはリーナを挟んだ向こう側でヒューイを『偵察』に飛ばしつつ警戒中じゃ。

「そうなのよ。警護に当たってくれるのはいいけど余分な気を使わせてるみたいで・・・」

とミラを抱えて歩きながらため息を付く。

 ふむ。『MAP』を観る限り3人でクエストに出てても周りに黄色い点がウロチョロしとる様じゃし

気にしだすと気にはなるのぅ。これ皆クエストに出てる連中なのか警護の連中かも分からんしの。

 今日のクスエトは以前にも行った中級魔力回復剤(ハイマジックポーション)の採取場所の確認と採取。

前回はガヴリンと遭遇しちゃった結果途中棄権じゃったからの。今回はちゃんと採取出来るとは思う。

 ただオークが森の奥から出て来たという事もあって用心しないとアカンらしい。

3人と3匹おれば一匹程度なら簡単にぶっ倒す事は可能じゃろうがな。

「にしてもミラのブレスで魔法剣だなんて良くやろうと思ったわね。ケインてヒト。」

とアンヌがむくれた様な感じに言う。

 生産職系としては付与型の魔法剣はあんまし気にくわんのかの?

「手入れに出される方としては直しがいはあるだろうけど、余り無茶な使い方しないで欲しいわ。

  普通の火炎呪文(ファイヤー)とかじゃないんだから(ソード)にもかなり負担が掛かるんだし。」

とちょっとご機嫌斜めなご様子。

 なる程。(ソード)の作り手の事考えてるのかの。しかし『吸収』にそういう使い方があるとはのう。

もしかしたら私もスキルを旨く揃えれられれば魔法剣的な尻尾を発現出来るのかの?

・・・失敗して尻尾がけし炭化では困るがな。

「まぁそういう訳で、今日ももしかしたら警護の担当のヒトと遭遇するかも知れないから、

  そん時は2人共宜しくね。」とリーナがことわりを入れておるが・・・

それって『フラグ』や『イベント』の前ふりじゃないよな?不安過ぎるんじゃが。

ソラの不安が当たるかどうか?はおいておいて 次回はいよいよソラの新能力が一つ解放される様です。

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