邂逅イベント その② VSオーク
ちょっとネタに走りすぎたかも。
ワタシの前に飛び出してきたヒトには豹の耳と尻尾が生えていた。
ケインだ。牡牛の牛舎の事件の時にはミィナ達の前に現れ助けになってくれたと聞いている。
(ルゥスと一緒に現れたという事は近くに俺様王子もいるかも知れないわね。)
と考えるリーナを後目にケインが喋る。
「リーナさん、大丈夫かっ!?」
とオークから目を離さず聞いてくるその背は正に頼れるお兄さん系。
長剣を構え盾を構えてオークをけん制している。
リーナの背後の繁みの向こうではルゥスがオークと戦っている音が響いている。
「グオオオオッ!!」キン、ズヴァッ!!!!ドゴッ!!
片腕を切り落とされたとはいえオークもまだまだ健在の様だ。
「ワタシは大丈夫っ!それよりなんで2人がここにいるのよっ!!!!」
ブオンッ!!ドガッ! ヒラリと避ける2人と1匹。
「ギャルオゥッ!!」避けたミラがすかさず火炎玉のブレスを発射する。
ブオンッ!バシュ。 オークがこん棒でブレスを叩き潰した。
流石にブスブスと煙を上げているがそれでもまだ武器としては使えるそれを
さらに振り回しつつ2人と1匹に迫ってくる。
「詳しい話は後だっ!!」
ケインが剣を振るい脆くなって来ているこん棒の端っこをたたっ斬る。
「それより提案があるっ!その龍の仔のブレスは放射させる事も出来るかっ?」
若干短くなったもののそれを気にせずこん棒をふり回すオーク。
「えぇ!?そりゃ出来るけど、火炎玉より威力は落ちるわよっ!?」
とリーナも攻撃を避けつつ返事する。
「構わないっ!それを撃たせてくれっ!!」
リーナも一瞬困惑するが、
「何をする気か分からないけど、それでいいならっ!」
とミラを見つめて「ミラ、お願いっ!火炎ブレスを放射してっ!!」とお願いする。
ミラも一瞬目をパチクリしてた様だが直ぐにお安い御用だとばかりに
オークの攻撃を避けつつオークに向けて火炎ブレスを放射するが怯ませる程度で当たっていない。
だがケインは「感謝するっ!!」とミラの横に滑り込んで立つと
剣をブレスに突っ込ませると、まるで巻き取る様に火炎を剣に纏わせていく。
「火炎『吸収』っ!!」
恐らくは魔力操作とスキルの応用技なのであろう。巻き取られたブレスの火炎は剣に吸い込まれ
剣が火炎の赤の色から金色へと光り輝いていく。
「いくぞっ!!火炎ブレスソードッ!!!!」
チャキ。光に満ち溢れるその剣を握り直し振り回すとオークが振り被ったこん棒を真っ二つにすると
そのまま懐に飛び込んで行きすれ違いざまにオークを袈裟切りにした。
「グギャァァァっ!!」
剣から解放されたブレスの火炎に体内から焼かれているのだろうオークの絶叫が辺りに響く。
オークはそのまま膝を付く様に崩れ落ち勝敗が付いた。
ブレスも魔法の一種と見なせるかもという事で付与型魔法剣をやらせてみました。勇○とかラ○ダーな方の攻撃と被ってる気もしないでもありませんが。




