単独行
微妙に戦闘シーンなんです!?
魑魅魍魎とは良く言ったものじゃ。
蛙とか蛇とか一体何処から召還してるんじゃよ!?って感じで
次々に湧き出してきとるんじゃが、たまーに酒臭い連中まで闊歩しとるのは何で!?
「ゲコゲコ。」「ゲーコ下戸、グェ。」ゲシ(突っ込み待ちかよっ!?)。
明らかに酔っ払ってる『毒魔蛙』はこちらに吐き掛ける毒液さえも
『混乱』とか『睡眠』とかの状態異常付きらしい。私には効かんかったが
電柱代わりにしがみ付いてこないで欲しいのじゃ。
あの連中たまーに横から出て来た蛇さんに喰われてたりしとるんだけど、
時々酒屋の酒倉で祭られてる様なでっかい大蛇の黒バージョンも見掛けるので
恐らくは校内に擬似生態ピラミッドが既に形成されてる模様。
「つか酒臭い連中は何喰ったらそうなるんじゃよ!?」
蛇さんならば理科室とかでマムシ酒みたいに生きたままお酒に漬け込む事もあるから
酒臭い奴が居る理由は推察は出来るんじゃが、こいつらどーゆー理屈で酔っ払って!?
「パク。」あ。蛙の一体が這い出てきた酒臭い小さい蛇さんを喰っちゃったよ。
「ケプ。ヒック。」って目の前で答え出されたんですが!?そっか。こうやって
酔っ払い『毒魔蛙』が出来上がるってワケナンダネー(棒。
他にも角兎とかクラスの飼育係が飼っててそうな
連中がうろついてたりと校内動物園と化してるんだけどホント節操ないなー。
あれか?飼ってた奴なら「ミーちゃん(仮)苛めるなっ!!」とか言って仲間内で
仲間割れしたりするのすら期待しとるのか!?なんと卑怯なっ!!
「キュィィィっ!!」ブオォォォっ!!「のわーーーっ!?」まるでさっきの思いへの
突っ込みの様に廊下の角でいきなし横から緑の突風が吹き付けて来たのでそっち見やると
なんと一角緑兎と角兎までいるし。
危なく吹き飛ばされるとこじゃったが「どっから沸いて来てるんじゃおのれらーー!?」
と喚くと「あ。こりゃ。待つのじゃー!?」あっという間に闇に紛れて逃げ去ってしもうた。
悔しがってみせてもしょうがないので足元で「ケロケロ」笑ってる魔蛙を念の為に
持って来たままでいたモップの柄でぶっ飛ばしておく。
「むぅ。あんなんまで召還だかされてるとなるとかなり厄介じゃな。」
弓?いくら『MAP』で敵を追えるとは言っても弾数決まってるのに無駄使いは出来んよ。
槍だか棍の類いとしても使えなくも無いが矢を射る前に折ってしまったら意味ないし
今は邪魔なんで矢と一緒に『ストレージ』に放り込んである。
「角はあっても困らんし、角だけ狩ってった方がいいかも知れんな?」と一角兎
も校内に居るであろう事も予想しつつ、『MAP』で敵の居場所を確認する。
「くっくっく。この私から逃げられると思わん事じゃよ?」
先程は油断したが動いてる赤い点の詳細は分からなくても『MAP』の中心点から
逃げていく奴位は直ぐに分かる。私は逃げ出した兎達を『突進』で追い掛け回し
モップでぶっ飛ばしたりして角だけを回収したらとっととその場からおさらばする事に。
『狐ヒト』状態ならぶっ倒してしまえば『吸収』で身体強化出来るかも知れんけど
今回はやらんよ。出来るだけボス近くまで行ってから様子見る様にせんとミィナ達が
ボスを倒してからの合流なんて結果になりかねないのでとっとと攻略進めんといかんしな。
モップをブンブンと振り回して気合入れなおしたら、さっきの曲がり角の方へと急ぐ事にした。
眷族召還するにあたっては元手となる生き物が要るとは思うのですが校内で飼育されてるの使えば楽だよね?という感じで敵ボスがちゃっかり利用しているみたいですね。飼育係は泣いていい。




