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生まれ変わってケモノな玩具!?  作者: きつね耳モフモフ
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豊穣を司るモノ達

いろいろ混ざってる様です。

 巡回荷車を降りた先にはやはり赤い大きな鳥居がデンと構えた

表参道が木々が生い茂る小山の方へと続いていた。

売店やなんかがあるのは裏参道の方にある仕様や丘の中腹を巡る赤鳥居の回廊

へと繋がる参道がある点も伏見稲荷に似てはいる様じゃが、違う部分も多々見受けられる。

(念の為に狐メイクを『偽装』で隠しておくかの。見付かると煩いじゃろうし。)

ミィナに未だ抱えられている状態だと狐メイク目立っちゃうと思うんじゃよなー。

さっきのお婆さんに奉納品と勘違いされたのじゃって『縁起物』ぽく思われた

結果かも知れんのだし、暫く隠しておくに限る。

「へー。その昔、豊穣に関係する神様達が山頂に集まって会合とかしてたんだって。」

とアンヌが由来の説明の看板を読んでたけど、そこも伏見さんと一緒なんじゃな。

「それでウシさんとか綺麗なヒトの女神様とか狐ヒトな女の人の像があるのね。」

とリーナが納得した様な顔で辺りを見回して石像とか見比べてるんじゃけれども、

 こっから見えてるだけでも狐、狐、猫また狐。あるいは狛犬ならぬ狼さんから

黒猫な頭な女神様とか古今東西の豊穣に関する神様やらその使い達の石像が

所狭しと境内に並んでたりしている様は圧巻なのではあるが

ほんとにちゃんぽん状態じゃなこの世界!?

 まぁ来る者は拒まず精神なのは有難いが、猫な女神様とヒトな女神様が

にこやかに豊穣を表す穂の付いた草でウシの世話をして乳絞りの支度をしていたり、

ウシ耳の神様の像が不心得者に対して睨みを効かせていたりとバリエーションも豊かである。

(私が元居た世界の伏見さんはお墓だったそうじゃがこっちの御山もひょっとして?)

 この寺院の設立が大破壊の前か後かまでは知らんが夏に行ったあの村の様に

狐ヒトな召還術師がこの地に居てそのお墓がここにあったしてもおかしくは無いんじゃよな。

大破壊の後で復興に尽力した程の者のお墓ならば、関わった各種族の方々が

故人を偲ぶ会も兼ねて飲めや歌えな報告会とかもしてたんじゃろうて。

(あの像達は大破壊の後の再生に関与した者達からの奉納品かも知れんと言う事か。何か納得。)

「や。君達もここに来るとは思ってたよ。」とそこに本堂の方から現れたのは

あのクィナであった。どうやらお仲間らしい連中と一緒にお参りに来ていたみたいじゃな。

 ちらり。とリーナの方を伺いたい所じゃったが私は未だミィナの腕の中じゃったので無理。

(おぉぉぉぃ。ここで邂逅する事分かってたんかぃ!!いやそりゃ予想しとくべきじゃったけど!)

うかつじゃったわ。病を抱える同属達が国で待つクィナにとっては狐ヒトの守護神でもある

狐さんな神様も祭られてるであろうここに訪れる事は確実視しとくべきであった。

「あら。同じ学園の生徒さんね?その狐の玩具の奉納にいらっしゃったんですか?」

とクィナ達の後ろで見送りに出てきたであろうウシ耳な巫女さんが聞いて来たけどお主もそれ言うか!

ミィナが慌てて首を横にブンブン振って「い、いえ、この子は私の召還獣で。」と

答えてるけど、ひょっとして地面に下ろしてくれないのは私を保護してる心算なのかー!?

(ここ入ってくる時に偽装で狐メイク隠しておいて正解じゃったかもなぁ。)

ウシ耳な巫女さんの横にはすらりとした黒猫耳な巫女さんが小さい赤鳥居を抱えて持って出てくる。

「クィナ君達もお参りに来たんですか?あ、ひょっとしてご祈祷を受けて来たとか?」

とアンヌが彼らがここに来た理由を察して質問する。

「あぁ。流石に狐巫女様には直接逢えなかったけどね。今から病気平癒も兼ねて

小さいけど赤鳥居を奉納しに行く所なんだ。」とにっかりとクィナが笑う。

 ほへぇ。とミィナが関心しとる様じゃがそれ位気合入れとかんと先は長いじゃろうし

私も彼らの成功をば祈っとくいた方が良さげじゃな。

「じゃぁ、また学園でな。」と余り時間が無いじゃろうクィナに私が頭をナデナデされ

彼らが中腹への参道の方へと去っていくのを見送ると私達も本堂の方にお参りをする。

祈祷受ける必要も特に無いので後は裏参道の方に行きつつ待ちに待ったお昼な時間ですよ!

あ、その小鳥の姿的な串焼きは私は遠慮しておきますので!?

せめて『お稲荷さん』食べさせてーーーっ!?

一悶着って訳でも無かったですねorz 神域で喧嘩させる訳にも行きませんのでクィナご一行も大人しく去って貰う事にしました。背景描写は現実の伏見さんを参考にしてますが異界成分がある分扱ってる神様も多かった様です。

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