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生まれ変わってケモノな玩具!?  作者: きつね耳モフモフ
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練習場にて

武器を振らせて貰える様なんです!?

 どきどきしながらもその大きめな別館らしき建物に入る。

城やら学園とかに次ぐ大きさかも知れんなー。ギルドの建物って。

 控え室区域には『刃』を付けてない剣や初級魔術師用の杖が

手入れをされ多数保管されてたりしとる武器箱が並んどった。

その先には何か銃の試射室みたいな長細い小部屋が多数横に並んでて

中には案山子みたいのが立ってたりする所を見るとVRMMOなんかで言う所の

初心者(チュートリアル)の館』みたいな物にも見えなくもない。

「武器の持ち込みは認められてるが実際に振れるのはここにある物だけだ。」

と先生が箱を指し示して持ち込み保管用の空箱を見せる。

感知魔法で持ち込み武器振ると警報とか鳴り響く仕掛けも施してあるし

使う時は監視役もここまでは付いてくるそうなので一応安心じゃな。

(安全対策も兼ねてるんじゃろうが建物の強度とかも考えてるのかの?)

伝説級のとか持ち込まれて建物破壊されたら目も当てられんじゃろうし

制限するのは当たり前なんだろうけども徹底しているな。

その小部屋郡を抜けた先に頑丈そうな壁に囲まれた小型の体育館みたいな所があった。

「ギルド内で喧騒なんかを起こしたヒトなんかはこの大練習場でお仕置きされるんだが、

加入時の際に騒ぎを起こした奴なんかはここで適正審査を受ける事になるぞ。」

とテンプレな使用目的をも教えてくれたけど、流石にその騒ぎが

仕組まれた物である事までは教えてくれんかったな。それもそうか。

「ちなみにワザと騒ぎを起こしても適正審査は受けれないからその心算でな?」

と先生がドヤ顔で釘を刺してる所みるとワザと試した奴が居るのか。

「後、言うの忘れていたがこの施設の利用は普段は有料だ。今回は授業の一環という事で

無料で使えてるが、安全を期す為にそこの小練習室を使う事にする。」

と先程の小部屋郡の所へ引き返す。

「ものは試しだ。皆ここで気になった武器を振ってみるか?」

と武器箱を指し示して皆に武器の装備を促す。

「では3人づつ様子を見るので後は待機。武器をすっぽ抜けさせるなよ?」

て警告を発してますけど

(それってすっぽ抜けるの前提かぃっ!!!!危ないなぁ。)

 まぁ先生の見立てと実際にそれを使う生徒では武器に対する慣れとか

違うかも知れないし持ち方とか観て貰れるのは良しとしてもじゃな。

 慌てず騒がずリーナの方を伺うけど、ミラが居るんだし

いざとなれば私が『盾術』で盾になればいい事じゃとしても不安が過ぎる。

取り越し苦労でなきゃいいけど。

学園内で話進めたいのですがガジェット的に不向きな部分もあるのでギルド内施設に肩代わりさせる事にしています。それだけリーナが付け入る隙を与えないでこれたっていう事でもありますけど(ある意味非道。

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