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生まれ変わってケモノな玩具!?  作者: きつね耳モフモフ
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温泉地へ

クリスマス仕様なんです!?

 「シャンシャンシャン。」雪の積もり掛けた雪道を特別仕様のソリな幌鳥車が

鈴の音を響かせて往く。朝方からとうとう雪が降って来たんじゃよ。

 ルゥスはまだ碌に動けないが、何時までもドワーフの集落で世話になってるよか

温泉にでも放り込んだ方が治りが早いだろうという事で、

 何故かサンタコスなドワーフなおっちゃんの御者が操る幌鳥車に載せて

ミィナ達と一緒に集落から旅立ったのである。

 鉱山近くの集落といえども本格的な冬が来てしまえば街道は雪に埋まってしまう。

春の始業式に間に合わないなんて事は無いんじゃろが、

 念には念を入れて保養地も兼ねてる温泉地に移動しちゃえ!って事になったのじゃ!

移動を主に主張したのはミィナじゃたけどな。炬燵とか在ったら丸くなって

寝てる心算ではないじゃろな?それこそ正月太りになっても知らんぞ?寝子だけに。

 そうそう、道中寒くない様に布団モドキに寝かされたままのルゥスが

近くに腰を下ろしたキィーロに「『聖夜』って何だ?」って聞いててな。

「えーと、要約するとだな。皆で仲良く過ごすべし夜。とかって意味らしいぞ?」

と辞書で調べてたキィーロが掻い摘んで説明するついでの様にさらに続けて言う。

「後は恋人とか家族とかで過ごすべし夜としても知られる。と書いてあるな。」

と告げるがそこで「うん?」と首を捻ってルゥスを見る。

「あれ?お前一人っ子か何かだっけ?そういや小さい頃から群れるの苦手だったけど。」

と留学前の記憶を手繰ってる様である。一匹狼なのは小さい頃からじゃったのか。

「過去の事はいい。俺はただ『聖夜』がどういう意味なのか知りたかっただけだ。」

とつっけんどんな答えをルゥスはするが、ミィナ達には若干胡散ぐさげな顔で見られてる。

「昨日の夜、私達以外の誰かにお見舞いされてその時に教えて貰ったのね?怪しい・・・。」

とヒューイを肩に停まらせたアンヌがすかさず突っ込んでく。

 ほぅ。私以外にも見舞ってた女子がおったのかの?寡黙っぽいし案外モテてるのかも知れんな。

「別に怪しくは無い。学園関係者に通過許可なんか出すから見舞われてその時に小耳に挟んだだけだ。」

とルゥスはそげなく告げる。

「あー通過許可はね、交代でルゥスの具合診るのに一々伺いにくるのは面倒だろうから、

店番の人に魔力カード見せればいい様にしとくからって宿屋のご主人が提案してくれたのよ。」

とミィナが説明する。そぅそぅ。そのお陰で私もお見舞い出来たんじゃよな。

「まぁ私達はまだ学生なんだしその辺は大目に見て貰えたんじゃないかな?」と

リーナが横に置いてある大きめな袋を見やりなが言う。

「それにルゥスの装備はちゃんと責任を持って保管しておいたわよ?『素材』は別だけど。」

 流石に『銀狼』な素材だけは凱旋所の方で保管して貰っとんじゃが、

凱旋所間で出し入れとかな手続きは出来るそうなので何とかしたかったら

いちいちドワーフの集落に行かなくて済むのは楽じゃの。

「今の内に言っておくが見舞われただけの事でそれ以上の仲とかな訳ではないからな?」

とルゥスが真面目な顔をして一同に釘を刺す。ついでに『ワーウルフ』化しつつだったけどな。

 病床とは言えその雰囲気は茶化す事を拒否してるのは皆に伝わったのか

宥められて眠ってしまって元の姿に戻ったが、これで恋人説は消えた様じゃな。

まぁ見舞ったのが誰であれ、温泉でゆっくりすれば傷が癒えるのも早くはなるじゃろ。

 サンタコスなドワーフのおっちゃんが選別代わりにくれたケーキもある事じゃし

早く温泉地につくと良いのぅ。段々冷えて来たわ。

休日ですが特別に投稿しております。ドワーフならサンタコスでも似合うんじゃ?と言う事で急遽移動描写にクリスマスを組み込みました。ルゥスはイブに関してはそれ程興味無かったのでキィーロに確認を取っただけ位に思ってくれれば在り難いですね。では、メリークリスマス!

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