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生まれ変わってケモノな玩具!?  作者: きつね耳モフモフ
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土造り

成長をすっ飛ばす様です。

 沢の護岸を補修した後は森に入って立地を弄る作業に入る。

弄るとは言っても薄くなってしまっている表皮な部分の表土を

一時的に除かしたりして『植木鉢』の底に当たる岩盤質の部分を

ある程度均したりしつつ木を植えなおす際の土台を整える程度。

 段々畑とかを造る要領で手を入れる場所を区切っていくやり方を

しているのは後々にさらなる手入れをする事を見越しての事じゃろう。

 長命なエルフ達が率先して今回はこことここら辺りをやったらどうか。とか

いや資材を入れる都合上ここを先にやるべきだ。とか言う具合に

ドワーフ達や狐ヒト達が鳩首会談しながら手の空いてる者に指示を出しておる。

 単純だったり力のいる作業はゴーレムやキィーロなんかが駆り出されてんじゃが

入れ直す土やらの調整はミィナ達の出番である。

 近くの以前植えられた落葉樹な木々から得られる落ち葉や

町や村から持って来た生活ゴミなんかも利用して『錬金術』で生成した

フカフカな土を先に小さめなガレ石を多数入れた穴の上から被せていく。

まぁやってる事は文字通り『植木鉢』の中身を造ってるのとほぼ同じ事なんじゃがな。

 私の元いた世界と大いに違う点と言えば『成長加速』な手段を持ってる点か。

切り倒した木に代わって植えられた落葉樹が魔法でどんどんと成長していくのは

ある意味圧巻じゃな。

 まぁ急速成長させ過ぎるとそれはそれで問題なんだとかで、

後は自然に任せるらしいがの。

 つーか土入れる際に過剰過ぎるでは?と思う位肥料とかぶち込むのはその為なんじゃな。

ほんの若木だったのがあっというまに植わってた木と同じ位に成長していくんじゃし

栄養足りんのでは枯れかねないしの。

 切り倒した木は木で『素材』に出来なさそうな根っことかは次の『錬金術』の

素材に回されたり燃料用に回されたりしとったわ。

 即席の石室みたいの作ってミラのブレスやヒューイの送風で急速乾燥させたり

しとった様じゃがそれって思いっきし楽してないかの?他の機会の時はどうやってるんじゃか。

「そろそろお昼ご飯の時間だよー。」と食事の用意の班に回されてたらしいアンヌが

ネコ車を押したりしてるミィナやミラにブレスの火力調整をお願いしてるリーナ達を呼びに来た。

 遭遇した『魔熊』と戦ったりした分今日の作業の分は遅れてるんじゃが、

お昼休みなんかはあんましずらせないからのぅ。

村ヒト達がどんな弁当用意したのか楽しみじゃな。『お稲荷さん』は流石に入ってないか・・・

農園ゲーム何かではもっと簡単な表現だったりする『育成』場面ですがその裏では住人達が必死こいて土地を整えてたりしてるんです!?段々畑の要領で土地を区切るのは土の流出やらを防ぐ方法の応用だったりしてます。

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