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2-7

古歌の雰囲気を出す一つの方法として、古歌の歌詞をそのまま用いることがあります。


これを本歌取ほんかとりと申します。


その、本歌について思いますことは、例えば古歌のほとんどの部分を流用してしまった場合や、その歌を使いまわしたと分かってしまうようなものはそれはもう新しい歌とは思えないということです。


【但し古歌を取りて新歌を詠ずるの事、五句のうち三句に及べば過分にして珍しげ無し】


【二句の上、三、四字は許容する】


【その際、同じ題で言葉を用いるのはとてもよろしくないことです。四季の歌をもって恋などの歌を詠じ、恋などの歌をもって四季の歌を詠ずるようにすれば、問題なく古歌を取ることが出来ましょう。】


また、最近作られた歌人の、その人と分かるような一句が混じらないよう気を付けてください。


【近代の人の詠み出づる所の心・詞は、一句と云えどもかえりみてこれを除き捨てるべし】

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