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届け、この海の果てに

作者: お茶の茶

こんな感じの曲をどっかで聴いた覚えがあります。

記憶に妙にのこってるのでまんまそれと同じですけど書きました。すいません


でもこの切なく希望を持ち続ける健気さ、そんなところを深く読み取っていただければ

『10』

カウントダウンが始まった。

訓練を積んで、困難を乗り越えて。


あとは飛ぶだけ。


『9』

キミを探しに。


『8』

キミは通信中に突然いなくなった。

大きな石がぶつかって、船を動かなくさせてしまった。

でも通信は生きてた。


でもキミの声は聞こえなかった。


『7』

スピーカーから聴こえてくる音は何もなくて。

カメラに切り替えたけど、画面からは蒼くてキレイな地球と真っ暗な海の宇宙しか見えなくて。


けど、そこでキミが見えた。


『6』

ヘルメットのガラスの部分を赤く染めて、隙間からキミの二重な目が見えた。


でも命綱が船に引っ掛かってるだけで、キミはフワフワと海を漂っていた。


『5』

周りの人が騒いでいて、なんどもキミと話そうとしてた。

気がつくと、映っていた地球が小さくなったいた。


どうやら衝撃で重力から離されたらしい。


『4』

そのあとは、世界に問題視されて、もうキミのことなんて誰も考えずに話し合っていて。

キミはたった1人でさ迷っているのに。


だからワタシはキミを迎えにいく。


『3』

キミに会って

キミを抱きしめて

キミと泣いて

キミと笑いあって

キミをまた抱きしめて


……わかってる。


『2』

こんな船じゃムリだって

こんな物じゃ探せないって

こんな脚じゃ届かないって


こんな顔じゃ会えないって


『1』

でも、それでもわたしはキミに会いたい


キミを迎えにいく


キミに届く


『Lift off』

待っててね


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