僕VSモコモコズ
少々書き方を変えました今後ともよろしくお願いします!
ぐぬぬ、何であの子先に行っちゃうんだよ~!
っあ、そういえばあの子の名前聞いてなかったな~
こんな時にこんな事考えれるなんて以外に余裕なんだな僕
やっぱりゲームだから死んでも平気だろ、的な何かが僕の中に居座ってるんだろうな、だからこんな死ぬかも知れない場面でこんな事考えてられるんだよきっと……
「っうわ!」
いきなり飛び掛ってきた狼(?)から逃げるため精一杯体を捻るがダメだった狼の爪が腕捉える
強烈な痛みと共に頭に死の一文字が浮かび上がる
ゲームなんて生温い物じゃ無い、逃げ無いと死ぬ、腕から流れ落ちる生暖かい液体がそれを物語っていた
狼に背を向け全力で走り出す、しかし敵は犬の一種逃げれる筈も無く再度飛飛びかかって来た狼になすすべもなく押し倒される
これで人生終わった……
狼共、僕は無駄な足掻きはしないんだ!遠慮無く噛みついて来い!っあ、やっぱり痛いのは嫌かも……
押し倒されたまま目をつむり無防備に手を広げるがいくら待っても一向に牙に噛みつかれる痛みは感じない、その代わり腕にザラザラした生暖かい物を感じる
恐る恐る目を開くと狼が傷ついた腕をペロペロと舐めていた
……へ?
何が起きているのか理解不能、されるがままに舐められていると他に居た狼達が周りに集まって来た、 数は今舐めてるのも含めて五匹
何となくその内の一匹に舐められ無い方の腕で触ってみる
……モコモコしてる!見かけによらずなんて奴らなんだ、気持ち良すぎるよ!凄い癒やされる~
これはもう抱き締めるしか無いね!
僕は一番近くにいた淡い青色の毛並みの狼をムギュ~、と抱き締める
はぁ~このモコモコで埋もれ死にするなら本望だよ~
暫くモコモコの狼達とじゃれあっていたが流石羽毛布団よりモコモコな毛、凄い眠たくなってきた
睡魔に勝てる訳も無く青色の狼を抱き締めたまま、僕は夢の世界に落ちていった……
クリム
「真夜中に星を眺めていると青白く光る女の子が降って来たのだ! 」
二話で出て来た女の子
「何がしたいんですか?」
クリム
「しかし! その女の子を狙う謎の奴らが現れる! 」
女の子
「もしも~し」
クリム
「魔の手から逃れ女の子が持っていた石が示す方向へ行く為に空族のおばあさんに協力する、しかし又もや魔の手が忍び寄る!」
クリム
「次回、『天空の城アピタ』!
見ろ! 人がゴミのようだ! 」
女の子
「もしやと思っていたんですけど
まさか本当にやるなんて……」