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いつもどうりの日常?

頑張ります!!皆さん見てって下さい!

 今日も明日も夏真っ盛りである、流石夏!っと言うべきジメジメ感にうんざりしながら、昼休みをクーラーの効いた部屋で過ごすべく学校内を徘徊していた

 携帯から出るバイブ音に気付き制服のズボンのポケットから携帯を引っ張り出す



新着メール一件


 メールか……、暑さにイライラしながらメール一覧で今来たメールを確かめてみる




7/5 05:32


Frm creator@world.jp


Sud おめでとう御座います!


あなたは最新無料ゲームの参加者として選ばれました!

早速下記のURLをクリックして冒険の世界へ飛び込もう!


http://mintsuku.jp/




 いくらか気になる部分があるが、今の暑さを少しでも忘れようとこのゲームサイトのURLをクリックした

 すぐに一般的なユーザー登録画面に移動する、キャラクターは女、これはほとんどのゲームでやっている、理由はだいたいのゲームは女の装備の方がマシなのが多いからだ、ユーザー名に愛用しているユーザー名『クリム』と入力した後進むボタンをクリック、キャラクターの種族を決める画面へ移動した

 そしてその種族量に驚いた、人間をはじめに、エルフや悪魔、天使、マーメイド、獣人、ドラゴンなんて物もあった、あまりの多さに一瞬思考停止したが良く考えた結果、魔法が得意で精神力(魔法や技を使う為のパワーみたいな物)の消費を抑える効果のある女専用の種族であるウィッチと言う種族を選んだ

 次にキャラクターの容姿を決める画面へ、此処でも又、驚かされた顔の形だけでも5000種類、肌の色だってかなり細かく分けてあり目、鼻、口、耳の形も多数ある

 しかもその場所もずらす事も出来る、多分種族ごとに分けられているパーツだってあるはずなのでゲームもリアルみたいにおんなじ顔の奴なんていないんだろう

 その限りない量の顔のパーツとにらめっこしながらどのようなキャラにしようかと一生懸命に考えていると後ろから声を掛けられた


「よ!何やってんだ?」「ん? 怪しげな無料ゲームサイト、なんか特別に当たっただとかなんだとか」


「あ~、お前にも届いてんの? 」


「太一にも着てたのか、どうせなら一緒にやらねえか? 」


 そう、今俺に話し掛けて来たのが小学校から古い付き合いである太一である

 程よく日焼けした肌に流石運動部といったガッシリとした体、髪の毛は堅いのかツンツンに立っており、悪くはない顔立ち、はっきり言ってイケメンである、勿論女子にモテる


「怪しいんだろ?まぁ、お前と一緒なら良いか」


「言っとくがな気持ち悪い程このゲーム凝ってるぜ」

太一は携帯を開き例のURLからゲームの登録画面に移動し名前とかを入力しているのか少しばかりボタンをピコピコといじった後、すげぇ!と声を上げていた


「何だよこの種族の量!で、お前種族何にした?」


「女専用の種族ウィッチ、他ゲームで言う魔法使いだな」


「やっぱり性別は女なんだな、俺は性別男で、種族は何にしようか……っお!これが良いや、見ろ!!巨人だってよ!」


「お前にピッタリじゃねん、後はキャラクターの容姿を決めるだけだ」


太一は了解! とか言った後、暫くして、っうわ! と叫び声を上げた


「どうだ気持ち悪るい程凝ってるって言っただろ?」

こんな話をしながら俺と太一はキャラクターを作って行った


「よっしゃ! 完成だ!太一見るがいい! 」


 俺のキャラクターは低めの背丈にペチャンコでは無いが小さな胸、白い肌、ウェーブがかかった金髪、童顔に大きな青色の目、魔法使いが被っているようなとんがり帽子(茶色)のいわゆる、ロリ魔女っ娘である、服装は赤いローブである


「うわ~お前ロリコンだったのかよ」


 ニヤニヤと笑う太一にうるせえ!と返しお前のキャラクターを見せて見ろよ!と言ってやった


「俺のキャラクターはこれだ! 」


 太一の見せつけて来たキャラクターは巨人と言うべき巨大な体にムキムキの腕や腹、リアルと同じツンツンの髪の毛、真っ黒に焼けた肌、つり上がった緑色の目、服装は皮で出来た軽そうな鎧を纏っている


「ところで巨人ってどんなステータス?」


「巨人は体力、攻撃力がずば抜けて高く、精神力と魔法耐性が異常な程低いキャラクターだよ」


「サンキュ! じゃあ」


「登録と」


「「行きますか!! 」」


最後の『登録』のボタンを押したと同時に俺は強烈な目眩を感じそのまま意識は闇に落ちていった

次回からは次回予告でもしてみま~す!!

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