表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異端者達のメメント・モリ ~冬の始まり  作者: Mr.M
プロローグ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/55

第1話 『テングビル』

宿禰市葛城町4丁目4番地にある

『テングビル』は

オーナーの

麒麟きりん

が40年ほど前に建てた

鉄筋コンクリートの4階建てのビルだった。

1階は『ひととせ』という食事処で、

2階から上が居住空間になっていた。

各フロアに2住戸。

エレベーターは無かった。


『テングビル』には麒麟と

その息子の如月きさらぎ

そして。

如月の4人の子供達が暮らしていた。

子供達は上から

長男の清明せいめいが18歳。

次男の白露はくろ

長女の立夏りっか

秋と夏にそれぞれ17歳と16歳になる。

そして立夏の2つ下に

末息子の冬至とうじがいた。


201号室は

如月の部屋で

1年前に妻のやよいが亡くなるまでは

夫婦2人で住んでいた。


202号室には

立夏が住んでいたが、

彼女はこの春から稲置市にある女子高、

『私立傾城学園』

に入学して寮生活を送っていた。


301号室には

清明が住んでいた。


302号室は

白露と冬至の部屋だったが、

白露は5年前、

小学6年生の時に家出をして

いまだに音信不通だった。


一家の長であり、

今年70歳になる麒麟は4階の

401号室に1人で暮らしていた。


402号室は空き部屋である。


そして。

1階にある『ひととせ』は

やよいが亡くなってからは

如月が1人で切り盛りしていた。

4人掛けのテーブル席が4つと

4人が座れるカウンター席だけの

こじんまりとした店だった。

営業時間は18時から24時まで。

客はそれほど多くはなく、

店は細々と営業を続けていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ