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【10万PV!!】 競馬小説ドリームメーカー  作者: 泉水遊馬
シーズン6 chapter3
329/364

東京優駿-7

レース後の各陣営のコメント。


1着ストライクドリーム

安田富一騎手

「馬乗りになって本当に良かった・・・。

私にこのチャンスをくれた馬主さんや関係者に、そしてストライクドリームに感謝したい。」


原辰巳調教師

「やばいっス・・・。マジでやばいっス。ここまで馬を信頼した調整してくれた厩務員の三杉くんや、安田さんに感謝っス!」


馬主、田辺真氏

「信じられません。馬主になった初めての馬がダービー制覇なんて・・・。私は世界一の幸せ者ですね。」


生産者、飛田雅樹氏

「最後の直線、ニュータイプの幻を見ました。もう涙が止まりません。」



2着アルバトロス

三田崇騎手

「勝ったと思ったんですがね・・・。秋に雪辱を晴らしますよ。」


3着シューティングレイ

岡恭一郎騎手

「悔しいです。でも力のある馬ですから、秋はきっとビッグタイトルを獲りますよ。」


4着オメガフライト

浦河美幸騎手

「今日は相手が強かったですね。」


優勝馬

ストライクドリーム

父ニュータイプ

母ヒシアマゾン

母父シアトリキャル

生産、飛田牧場

馬主、ドリームソフト


キャリア3戦目のダービー制覇となった。


「素晴らしい・・・!」

モハメッド殿下の圧巻のため息がVIP席を響かせた。


モハメッドはニュータイプの後継馬となりうるストライクドリームの末脚を目の当たりにし興奮している。


去り際に、大池首相の肩を軽くポンと叩き、呟いた。

「あの馬も欲しい・・・。」


柔和な笑顔とは裏腹の厳しい目つきのモハメッドに、大池はすぐさま側近に指示を出した。


日本国はドバイには逆らえない。


国の未来は国民の先見が必要なのである。


不必要なものは淘汰される。

日本が淘汰される日は近いのかもしれない。


ただ譲れないものは必ずある。これを守り抜くことが日本が日本らしく生きる最後の手段であることとも信じたい。


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