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【10万PV!!】 競馬小説ドリームメーカー  作者: 泉水遊馬
シーズン6 chapter1
304/364

翔べ!ドリームメーカー-3

年明け早々、浦河美幸は英国から帰国した。

拠点を欧州に移して8年目となる。



今年は日本国内戦をメインに騎乗する予定だ。


記者A「浦河騎手。

フェブラリーステークスで騎乗するフュージョンの調子はどうですか?」


調教後、美幸の周りを記者が囲む。


美幸「相変わらず気性はヤンチャですが、いい走りですよ。」



記者B「ドリームメーカーの障害転向については?」


美幸「さぁ?私はなにも聞いていませんので。」


一通りの質問を当たり障りなく回答する。


「美幸お姉様~!!」

突然美幸の背後から山形茜が声をかけ、腕に抱きついてきた。


「茜ちゃん。栗東来ていたの?」


「ええ、クラウディハートの調教にね。

さっきから美幸お姉様とチカお姉様の事探してたのよ~。」


「チカは坂田先生のところにいるはずよ。」


有馬記念以来、二人の関係は豹変した。


あれだけ美幸に悪態をついていた茜が今では甘えた声で「お姉様」と呼んでいる。


「そうそう!

お姉様から借りたバ○ブとっても素敵だったわ~!」


「ちょっ、ちょっと茜ちゃん!?」


「あっ…」


この会話を聞いたマスコミたちは必死にペンを走らせた。


【ホースニュース】


『シンザン記念

ドラゴンディール 快勝!』

見事な逃げ切りを見せたドラゴンディール。

初重賞制覇に手綱を握った中立英一もクラシックに手応えを示した。



『有力3歳馬の動向』


朝日杯フューチャリティステークスを勝った2歳チャンプのオメガフライトは弥生賞から始動予定。

惜しくも2着に敗れたアルバトロスの次走は共同通信杯。


ラジオNIKKEI杯を制したシューティングレイはスプリングステークス。


クラウディハートはきさらぎ賞からトライアルに進む予定。


ドリームベッセルは距離を短距離に定めファルコンステークスからNHKマイルを目指す。


鮮烈なデビュー戦を見せたストライクドリームは短期の放牧へと出された。3月頭には帰厩予定でダービーを視野にローテーションが組まれる。



阪神ジュベナイルフィリーズを制したセラはチューリップ賞。

2着フライングスカイはフラワーカップ。

ラジオNIKKEI杯2着ユリノマーベリックもチューリップ賞。


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