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【10万PV!!】 競馬小説ドリームメーカー  作者: 泉水遊馬
シーズン3 chapter6
192/364

夢を信じて-7

12月31日

現地時間PM23:59



どうした!?吠えろ!!

吠えろドリームメーカー!!


後1分でスタートだと言うのにアイツの雄叫びがまだ聞こえない。


なぜ吠えないんだ!?


俺の緊張感は最高潮にまで達した。


『さぁ我々の向かって左の2000m先にスタート地点があります。

まるで左周り東京競馬場の最後の直線のような緊迫感を覚えてしまいます!


さぁそろそろ枠入りが始まります!


こちらのスタンドとは逆側、通常の競馬では内枠に当たる【1】とサインされたゲートにインフェルノが入ります。


スタートまで後15秒!

インフェルノはスムーズにゲートにおさまりました!


続いてドリームメーカーが…


おっと!?ドリームメーカーは枠入りを嫌って動きません!!』


「大丈夫!!あなたのタイミングで入りなさい!!」

浦河美幸にはわかっていた。ドリームメーカーがゲートに入らない時…それは過去にも数回あり、その時は必ず…


「ウ…ウ…ウガーーーーーーッ!!!」

最大の雄叫びをカマすのだ。


「やっと叫んでくれたわね!そうこなくっちゃ!!」



『さぁドリームメーカーの雄叫び!!

そしてゲートにおさまります!

世界最大のマッチレース!


新しい年へ


3…



2…



1…



ゲートが開いスタートしました!!』



「ウガーーーーーーッ!!!」


よし!!吠えた!!

それでこそいつものおまえだ!!


ドリームメーカーは外枠【2】のゲートに入っていった。


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